ヨーロッパのカジュアルなダイニング、エッチ

ホワイト・チョコのクリーム・カラメル、ズココ・チョコレート・フォンダン、三層のチョコレート・ケーキ、チョコレート・アイスクリームとチョコ・ミルク・シェイクのスイーツのテイスティング・プレート(取材仕様)
5スター・ホテル、インターコンチネンタル・ホテル・シドニー内のレストラン。ブリッジ・ストリート側(フィリップ・ストリートの角)入り口があるほか、ホテル内からも入れるようになっている。重厚な造りの壁に外側は大きな両開きの木の扉をくぐると、天井の高いアンティーク調のエレガントな空間が広がっている。花をモチーフとし、壁紙や大きな照明の内側に花のプリントがあしらわれ、華やかさを醸し出しているが、壁にかかっている絵はユニークかつアーティスティックで面白い。半地下のような造りで、窓からは見上げる形で通りが見える。「ファイン・ダイニングすぎず、カジュアルすぎないモダン・ヨーロピアンで、新鮮な素材を使っていることが特徴」とシェフのジェイムズ・メットカルフェさん。得意はオーシャン・トラウト料理。
ということで、まずは「オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク」を紹介してくれた。クイーンズランド産の甘いホタテが炙ってあり、舌の奥をピリピリと刺激するワサビ・ソースとそれを緩和させる大根がスライスと角切りの両方で皿の上を華やかにしている。新メニューという「イエローフィン・ツナのカルパッチョ」は、ピスタチオ・ビネガー、スパニッシュ・オニオン、赤黄のピーマン、キュウリという素材が目にも爽やかな夏のメニュー。メインは様々な異なる調理法の和牛で、八角の香りのニンジン・ピューレが添えられている。デザートは4種類どれもパーフェクトだが、特に甘さがかなり控えめなダークな「フォンダン・ショコラ」はナッツとチョコレートの飾りのほろ苦さと生クリームとが記者の心を鷲掴みに。
ア・ラ・カルトのほかワイン付きのランチ・スペシャル($35)、テイスティング・メニュー($90、マッチング・ワイン$140)がある。
Etch Restaurant
62 Bridge Street, Sydney 2000
☎(02)9247-4777
ランチ(月~金)12PM~3PM、ディナー(月~土)5PM~late
酒類ライセンスあり
(Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)
3ハッツ受賞店の絹のような舌触りのソルベ、エスト
サーキュラー・キーとウィンヤード駅の丁度真ん中辺りに位置するエスタブリッシュメントのレヴェル1にある3ハット(SMHGFG)受賞のレストラン。外観もさることながらレストラン内部は中世ヨーロッパに迷い込んだかのよう。天井が高く、巨大な支柱がそびえるが、大きな窓からはシドニーの街並みを見下ろすことができ、なんとも落ち着ける雰囲気で、白が基調の優雅な食う編んだ。
シェフのピーター・ドイルさんは気さくで包み込むような温かさを感じさせる人物。スイーツ特集にはスライスして扇形に盛りつけた「マンゴーとココナツ・ソルベ」の一品を用意してくれた。
新鮮なマンゴーにキメの細かいソルベは絹のような舌触りで絡み合い、うっとりさせる味わい。
アントレも繊細な味わいの「スキャンピ入りのガスパッチョ」。2種類のトマトとスキャンピの香りが口一杯に広がる優雅な一品。メインは鹿肉。ほどよくレアで軟らかく臭みがなく、ブラック・プディング(血の塊)も絶妙の味わい。
ヴァレンタインなど記念日に利用する人が多いというのもうばずける最高の空間以上にサーヴィスを最も大切にしているという同店は、世界レヴェルで評価されているレストランでもある。
est.
1/252 George St., Sydney
☎(02)9240 3000
ランチ(月~金)12PM~2:30PM、ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり
(Japaralia February 2012 スウィーツ特集掲載記事)
イタリア各地の味をイタリア・ワインと楽しめるハット受賞店、ヴィニ
サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートとホルト・ストリートの角、ホルト側に位置する小ぢんまりとした店。ランチもディナーも予約は取らないが、連日6:30PMの時点で満席となる人気ぶり(火曜日のみ予約可能。また、8~12名のプライヴェイト・ファンクションも予約を受け付けてくれる)。待ち時間用に、グラッドストン・ストリートを挟んで隣には「121BC」というワイン・バー(火~土5PM~)とワイン・ショップ(月~土1PM~9PM)があり、400本ものイタリアのワインが並ぶ。また、シティにある「Berta」という系列店では木曜日は季節の素材の4コース・ディナー($55)が楽しめるという。
こちらサリー・ヒルズ店では「リージョナル・ディナー」といって、イタリアの各地の料理を週替わりで食べられる。本場イタリアや、シドニーのテツヤズでも働いたことがあるというオーナー・シェフ、アンドリューのアイディアと味はずば抜けている。
「ビーフ・カルパッチョ」は素材を生かした味付けで優しい味。「ラム肉のロトロ」は手打ち麺にラム肉の煮込みやキャベツ、赤ピーマンなどのたっぷりの野菜を巻き込んだ一品で、ローズマリーが控えめに主張した、こちらも優しい味つけ。「リコッタ・パンナコッタ」はエスプレッソ・カラメル・ソースと大きくクラッシュされたアーモンドの組み合わせの甘くない大人のデザートで、見事な美味しさ。
Vini
3/118 Devonshire St.(on Holt St.), Surry Hills
☎(02)9698-5131
ランチ火~金12PM~3PM、ディナー火~土6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり
*2012年2月9日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集掲載記事)
One Hat★ Score 15/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)













