オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

11月, 2010 のアーカイブ

バルメインまで食べに行く価値ありのピッツァ、ロッソ・ポモドーロ

マルガリータ($17)

ディヴォラ($19)

パタテ・エー・サルシッシア($21)

店内

同店ピッツァのルール。2種類のピッツァ・メニューを1枚の真ん中で分けたハーフ&ハーフはなし、ハム&パイナップルもなし、イタリアのモッツアレラ・チーズのみ使用、イタリアン・ピッツァで使用するトッピングのみ、イタリア認定ピッツァ職人による石焼きピッツァ。この店のピッツァを食べると、我々が普段口にしているそのへんのピッツァはオージー・ピッツァなのだと実感させられる。それほど同店のピッツァはシンプルなのに奥行きを感じさせるイタリア北部ボローニァの本格的な味。

バルメインのはずれのホワイト・ベイと呼ばれる海の側に位置する同店は、赤が基調の明るいモダンなデザインの内装で、創業5年半。メニューはいたってシンプルで、トマト・ベイスのピッツァが11品、トマト・ベイスではないピッツァが品。パスタ3品、サラダ3品、アンティパスト(アントレ)4品、ドルチェ(デザート)が5品。いずれも厳選されたイタリア素材を用い、非常にオリジナリティある味を提供している。

週末は絶対に予約が必要な繁盛店で、平日も予約をすることをおすすめしている。店が満員の上、テイクアウェイの客でも賑わう。それほどの味なのだ。ドウ(生地)の素朴な美味しさと味わい深いトマト・ベイス、コクのあるイタリア産モッツアレラの基本コンビネーションだけで大きく頷ける満足感。マルガリータは、フレッシュ・バジルと、仕上げにナチュラルな甘さのオリーブ・オイルをかけてある。ホット・サラミ、赤、黄ピーマンが載った、ディヴォラ(DIVOLA)はとにかく辛いが、そんじょそこらのメキシカン・ピッツァとはわけが違う、と主張してるイタリアの辛さなのだ! また、パタテ・エー・サルシッシアは、イタリアのソーセージ、ポテトのスライス、そしてフレッシュ・ローズマリーが香る一品。”ピッツァ一枚”というよりは、”料理一品”と呼ぶのにふさわしい。

ロッコ(トマト、イラリアン・モッツアレラ、ロケット、プロシュート、パルメザン)($23)も人気の高いメニュー。ほかのメニューも必味! これぞイタリアのピッツァだというシンプルで豪華な味の探検にいこう。なお、最後のルールは、「コーケージ」なし。シドニー中探してもなかなかない嬉しいルールだ。

 

Rosso Pomodoro

91/24 Buchanan St, Balmain

(02) 9555 5924 

火~日6PM 10PM
BYO(コーケージなし)



マリックヴィル・オーガニック・マーケット

リサイクル・ガベージの前には大きな彫刻

マーリックヴィルのマーケットの顔の食べ物のひとつ。ネーミングがかわいい。オーガニック・アース・プレイト($12.50)。

サーティファイド・オーガニック八百屋

奥の芝の上ではピクニックをしてたりポニーに乗ったり。

アンティーク

チャイテント

ニュータウンの西側に位置するサバーブ、マリックヴィルで毎週日曜日に開催されるマーケットは、街自体そうであるようにヒッピーっぽい雰囲気が漂っているのが特徴だけど、シドニー3大オーガニック・マーケットのひとつとして知られているので要チェック。ポニー・ライドやジャンピング・キャッスルもあって子ども連れも多く、チャイ・テントがあるのもここの特徴。買い物の前後に寝そべってチャイを楽しむのも素敵。

 

Marrickville Organic Food Market

Addison Road Community Centre, 142 Addison Road, Marrickville

☎(02)9999-2226

毎週日曜日8:30AM~3PM



日本人ファンも多い全品手作りの和食店、侍

クリスピー・サーモン・ロール($10)

ビーフ&アスパラガス($17)

海老焼き餃子($8.80)

ロゼール寄りのバルメインのメイン・ストリートであるダーリング・ストリートに位置する日本食店は、開店して7年目。週末ともなると予約なしではまず入れない繁忙店だ。懐に優しい料金、手作り料理を目にも美味しい盛りつけで提供している。
通常のメニューはサラダが3品、アントレ22品、寿司10品、メイン11品、麺類(ラーメン、焼きそば、うどん)6品、丼もの6品、デザート5品と幅が広く、そのほかにスペシャル・メニューもある。
取材時に紹介してもらったのはスペシャルからのクリスピー・サーモン・ロール。春巻きの皮を麺状に細く切ってカリッと揚げたものがサーモン・ロールの上に載っていて、口に入れるとパリパリという感触とお寿司がいい感じでコラボする。見た目にも美しい人気の高い1品。
ビーフ&アスパラガスは、アスパラガスを牛肉で巻いたものを、ログハウスのように重ねてサーヴされる。ワサビ・マヨネーズと照り焼きソースを絡めていただく、あっさりとした肉料理だ。
丸ごとの大ぶりの海老と鶏挽き肉でできた海老焼き餃子は、ぷりっぷりの口当たりがたまらない。メニューはすべて手作り、調味料など以外の業務用既製品は一切使用していないという、レアな日本食店だ。
シティから近いダーリング・ハーストのスタンリー・ストリート(”イースト・シドニー”と呼ばれるリトル・イタリアン街)にある姉妹店でも、当然同じ味が堪能でき(68 Stanley St., Darlinghurst ☎02-9331-0582)、そちらはランチ(月〜金11:30AM 〜 3PM)とディナー(月〜土5:30PM 〜 10PM)ともに営業で、酒類ライセンスもあり、BYOも可能だ。

Samurai Japanese Restaurant Cafe‎
493A Darling St, Balmain
☎(02) 9810 1426
火〜日6PM 〜 10PM(ラストオーダー)
BYO


おもちゃみたいなお茶目で可愛いケーキたち、アドリアノ・ザンボ・パティシエ

マカロン(各$2)手前から左回りに、ラスベリー+ビートルート、バブルガム+ストロベリー、コーヒー+ナッツ、モンブラン、ピスタチオ+ペア+フェネル、ブラックカラント、ピスタチオ+ペア+フェネル、真ん中がアプリコット+ホワイトピーチ

エスケープ・フロム・ア・コロンビアン・レインフォレスト($8)

エド・ロックス・ザ・クラドル($8)

パッション・フルーツ・タルト($5.50)

店内

店内のショウケイスには、見た目もおもちゃみたいなケーキ、タルト、マカロンが並び、外のショウケイスにはペストリー、店の上部にはパンが並ぶ。同店のケーキはシーズンごとにすべてメニュー替えをするそう。だから、あのケーキが美味しかったけど次に行ったらもうなかった、ということがあり得、一生もう絶対に出会えない味もあるのだ。それだけ、ザンボ氏が精力的に新メニューのケーキを作り続けている姿勢も非常にパワフル。ただし、パッション・フルーツ・タルトのみ、5年前の開店時からあるという。おまけに、閉店には毎日ケーキは売り切れるという人気なので、午後にはお目当てのケーキに出会えない可能性もある。
現在の春シーズンのテーマは「オールド・フェイヴァリット」。上記「エスケープ~」は、いかにも若いザンボ氏のオールド・フェイヴァリッドがおそらくコカ・コーラ味だったり、酸っぱいシャーベット味だったりという彼の楽しい子ども時代を連想させる。しかし、このケーキに一体どれだけの驚きが隠されていることか! トップの銀色の部分はダーク・チョコ、その下の缶のトップ部分が酸っぱ~いサワー・シャーベット味、その下にチョコのカップの中に、甘酸っぱいチェリーのソースが、そして、缶の上部にダーク・チョコ・ムース、下部には上部よりも少しだけ軟らかいチョコ・ムース、上部と下部の間にはダーク・チョコのしきり、下部のチョコ・ムースの中にはお酒に漬けたチェリーが、そして、一番下の層にはコーラに浸したスポンジ。同様に、「ストーム・クラウド」は昔よくあったレモン・タルトを思い起こさせ、弾力のあるブルー・ベリーのメレンゲとレモンの酸味とベリーの甘酸っぱさに唇を青く染めながら記憶の思い出をたどってしまう味だ。
次の夏シーズンのテーマは「THINGS I LOVE(僕の好きなもの)」、楽しみでたまらない。
ケーキだけではない、実はマカロンが有名な同店には60種類のマカロンがあり、常時8種類くらい店にでている。マカロンの味センスにも卓越した才能を感じさせる。万人に受ける味のラスベリー+ビートルート、アジアが口に広がるココナッツ+パンダン、天才と思わずにはいられないコーヒー+ナッツ、ココナツの香りをプラスしているピスタチオ+ペア+フェネルなど。
リピーターが多いのが頷ける、同店。隣町のロゼールに工場があり、カフェも併設されている。そして、もうひとつ朗報は、ノースにもうすぐ出店するとのこと! 首を長くして待つか、今直ぐバルメインに走るか、あなたはどっち?

Adriano Zumbo Patissier‎

296 Darling St, Balmain

(02) 9810 7318‎ 

月~金 8AM 6PM、日 8AM 4PM