オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

2月, 2012 のアーカイブ

ヨーロッパのカジュアルなダイニング、エッチ

オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク(コンフィット・ペチュナ・オーシャン・トラウト、スモークド・スカロップ、アントレ$25)

イエローフィン・ツナのカルパッチョ(カルパッチョ・イエローフィン・ツナ、スパナクラブ、料金未定)

ピクルド和牛グリル、チャーグリルド和牛スコッチ、コーンビーフ・コロッケ(料金未定)

ホワイト・チョコのクリーム・カラメル、ズココ・チョコレート・フォンダン、三層のチョコレート・ケーキ、チョコレート・アイスクリームとチョコ・ミルク・シェイクのスイーツのテイスティング・プレート(取材仕様)

5スター・ホテル、インターコンチネンタル・ホテル・シドニー内のレストラン。ブリッジ・ストリート側(フィリップ・ストリートの角)入り口があるほか、ホテル内からも入れるようになっている。重厚な造りの壁に外側は大きな両開きの木の扉をくぐると、天井の高いアンティーク調のエレガントな空間が広がっている。花をモチーフとし、壁紙や大きな照明の内側に花のプリントがあしらわれ、華やかさを醸し出しているが、壁にかかっている絵はユニークかつアーティスティックで面白い。半地下のような造りで、窓からは見上げる形で通りが見える。「ファイン・ダイニングすぎず、カジュアルすぎないモダン・ヨーロピアンで、新鮮な素材を使っていることが特徴」とシェフのジェイムズ・メットカルフェさん。得意はオーシャン・トラウト料理。
ということで、まずは「オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク」を紹介してくれた。クイーンズランド産の甘いホタテが炙ってあり、舌の奥をピリピリと刺激するワサビ・ソースとそれを緩和させる大根がスライスと角切りの両方で皿の上を華やかにしている。新メニューという「イエローフィン・ツナのカルパッチョ」は、ピスタチオ・ビネガー、スパニッシュ・オニオン、赤黄のピーマン、キュウリという素材が目にも爽やかな夏のメニュー。メインは様々な異なる調理法の和牛で、八角の香りのニンジン・ピューレが添えられている。デザートは4種類どれもパーフェクトだが、特に甘さがかなり控えめなダークな「フォンダン・ショコラ」はナッツとチョコレートの飾りのほろ苦さと生クリームとが記者の心を鷲掴みに。
ア・ラ・カルトのほかワイン付きのランチ・スペシャル($35)、テイスティング・メニュー($90、マッチング・ワイン$140)がある。
Etch Restaurant
62 Bridge Street, Sydney 2000
☎(02)9247-4777
ランチ(月~金)12PM~3PM、ディナー(月~土)5PM~late
酒類ライセンスあり

Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)


3ハッツ受賞店の絹のような舌触りのソルベ、エスト

スキャンピ入りのガスパッチョ($39)

鹿肉〜サラダ添え($59)

マンゴーとココナツ・ソルベ($29)

サーキュラー・キーとウィンヤード駅の丁度真ん中辺りに位置するエスタブリッシュメントのレヴェル1にある3ハット(SMHGFG)受賞のレストラン。外観もさることながらレストラン内部は中世ヨーロッパに迷い込んだかのよう。天井が高く、巨大な支柱がそびえるが、大きな窓からはシドニーの街並みを見下ろすことができ、なんとも落ち着ける雰囲気で、白が基調の優雅な食う編んだ。
シェフのピーター・ドイルさんは気さくで包み込むような温かさを感じさせる人物。スイーツ特集にはスライスして扇形に盛りつけた「マンゴーとココナツ・ソルベ」の一品を用意してくれた。
新鮮なマンゴーにキメの細かいソルベは絹のような舌触りで絡み合い、うっとりさせる味わい。
アントレも繊細な味わいの「スキャンピ入りのガスパッチョ」。2種類のトマトとスキャンピの香りが口一杯に広がる優雅な一品。メインは鹿肉。ほどよくレアで軟らかく臭みがなく、ブラック・プディング(血の塊)も絶妙の味わい。
ヴァレンタインなど記念日に利用する人が多いというのもうばずける最高の空間以上にサーヴィスを最も大切にしているという同店は、世界レヴェルで評価されているレストランでもある。

est.
1/252 George St., Sydney
☎(02)9240 3000
ランチ(月~金)12PM~2:30PM、ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり

Japaralia February 2012 スウィーツ特集掲載記事)


イタリア各地の味をイタリア・ワインと楽しめるハット受賞店、ヴィニ

サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートとホルト・ストリートの角、ホルト側に位置する小ぢんまりとした店。ランチもディナーも予約は取らないが、連日6:30PMの時点で満席となる人気ぶり(火曜日のみ予約可能。また、8~12名のプライヴェイト・ファンクションも予約を受け付けてくれる)。待ち時間用に、グラッドストン・ストリートを挟んで隣には「121BC」というワイン・バー(火~土5PM~)とワイン・ショップ(月~土1PM~9PM)があり、400本ものイタリアのワインが並ぶ。また、シティにある「Berta」という系列店では木曜日は季節の素材の4コース・ディナー($55)が楽しめるという。
こちらサリー・ヒルズ店では「リージョナル・ディナー」といって、イタリアの各地の料理を週替わりで食べられる。本場イタリアや、シドニーのテツヤズでも働いたことがあるというオーナー・シェフ、アンドリューのアイディアと味はずば抜けている。
「ビーフ・カルパッチョ」は素材を生かした味付けで優しい味。「ラム肉のロトロ」は手打ち麺にラム肉の煮込みやキャベツ、赤ピーマンなどのたっぷりの野菜を巻き込んだ一品で、ローズマリーが控えめに主張した、こちらも優しい味つけ。「リコッタ・パンナコッタ」はエスプレッソ・カラメル・ソースと大きくクラッシュされたアーモンドの組み合わせの甘くない大人のデザートで、見事な美味しさ。

ビーフ・カルパッチョ($15)

ラム肉のロトロ($19)

リコタ・パンナコッタ〜エスプレッソ・カラメル・ソースとアーモンド添え($10)

一面の黒板にメニューがある店内

サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートとホルト・ストリートの角、ホルト側に位置する

Vini
3/118 Devonshire St.(on Holt St.), Surry Hills
☎(02)9698-5131
ランチ火~金12PM~3PM、ディナー火~土6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*2012年2月9日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集掲載記事)
One Hat★ Score 15/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


身体と舌に優しい味わい、オーガニックなカフェ、オー・カフェ・サリー・ヒルズ

オーガニック食材卸業12年、サリー・ヒルズのクラウン・ストリートに店を構えて8年のカフェ。ウールワースに買い取られたマクロ・ホールフーズというヘルス系のスーパー・マーケットやカフェに長年卸していて、現在でもホールフードやグリーブ・マーケットにも卸している。いずれもオリジナルのオーガニックのチャツネ、ペスト、ジャムなども販売している。
ライト・グリーンの外観の店には客がひっきりなしに訪れる。早朝から夕方まで営業するスタイルなのに、閉店間際のギリギリまで食べにくる常連も多い。すべてのメニューには、ヴィーガン(動物性を一切摂らない菜食主義)、グルテン・フリー、デイリー・フリー(乳製品なし)を表示してあるので安心して食べることができ、グルテン・フリー・ミューズリや、ヴィーガン・フレンチ・トーストなどのメニューがある。またメキシカン、バリ、タイ、モロッコなど幅広い世界の味を楽しめるのも特徴。
人気メニューのひとつ「オーガニック・エッグ&ベーコン・ロール」は、甘辛い自家製のズッキーニ・チャツネとカリカリ・ベイコンが新鮮なトマトなどの野菜とともに味わい深いバンズに挟まれていて美味。グルテン・フリーの「アリのバリ風フライド・ライス」は豆腐とブロッコリー、キャベツ、ニンジンなどのたっぷり野菜のチャーハンで自家製の爽やかな辛さのサンバル・チリ入りの甘いソースをかけると味が引き立つ。やはりグルテン・フリーの「ヴェトナム風フィッシュ・サラダ」はマンゴー、紫キャベツ、ニンジン、パセリなどの野菜がピーナッツ、ゴマなどとよく和えてあり優しい味のサラダ。モリモリ食べたいヘルシー系メニューが充実したカフェだ。

オーガニック・エッグ&ベーコン・ロール($8.50)
Organic Egg and Bacon Roll $8.50

ヴェトナム式フィッシュ・サラダ、グルテン・フリー($20)
Vietnamese style shredded fish salad with cabbage, carrot, mango, mint, coriander, peanuts & nuoc mam (sweet & sour sauce) $20.00 g/f

アリーのバリ風炒飯、グルテン・フリー($17.50)
Ali’s Balinese fried rice, vegetables, tofu, garlic, chilli & fried egg $17.50 (gluten free)

O Cafe Surry Hills

487 Crown St., SURRY HILLS
☎(02)9319-4009
月~土7:30AM~4:30PM、日8:30AM~3:30PM

*2012年2月9日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集)


ファイン・ダイニンング級タパスをカクテルやワインと、エミロウ・タパス・バー

黒の外観に真っ赤な店内、通りより一段高い位置にある正面入り口前のテラス席からはバーク・ストリートを見下ろす形になる。洗練されてはいるが同時にカジュアルな雰囲気の造りが、オーナー・シェフのクリスがスペインでよく通っていたバル(タパス・バー)に似ているという。
タパスといっても同店ではモダンかつファイン・ダイニング級のクォリティのものを提供している。しかもオリジナリティに溢れていて、特別メニューの16時間煮込んだという「ポーク・ベリー」は、フレンチ・スタイルの極めの細かいスムーズな人参のピューレをソースに、グリルして焦げ目をつけカラメライズドさせたイチヂクを添え、まるでフランス料理のような豪華さ。味も絶品で、煮込んだために油もそぎ落とされ胃にも優しい。
シグネチャー・デイッシュの「ズッキーニ・フラワー」は中に詰められたクリーミーで酸味のあるゴート・チーズとトリュフ・ハニーの濃厚さにとろけてしまう。ほかにも人気のブラック・ガーリック・キング・プロウン、マトウダイと豚のほほ肉のグリルに、イカ墨のパエリア($33)などパエリアも3種。
デザートも極上だ。「チョコレート・タルト」は濃厚で甘くなくビートのチップとオレンジの皮が味のポイントになり、添えられたピーナッツ・バターのアイス・クリームも最高。
カクテルにもひと工夫ある。焦がしパイナップルのダイキリ($18)はここでしか飲めないオリジナル。ポーク・ベリーとマッチするとすすめてくれた。
月曜は全てのカクテルが$14、木曜はパエリアとサングリアで1人$25、金曜はデガステイション・メニューとマッチング・カクテルまたはワインが$99、など毎日スペシャルがあるのも楽しい。
金土は絶対に予約が必要だが、夜遅くまで営業しているのが嬉しい。また、シーフォースにワイルド・バンチ・フード&ワインという系列店もある。

Burnt Pineapple Daquiri 18

Stuffed zucchini flowers w goats cheese & truffle honey 23

Pork belly w spiced carrot & honey puree 30

Chocolate tarte w beetroot & peanut butter icecream 14

Emmilou Tapas Bar
413 Bourke St., Surry Hills
☎(02)9360-6991
ランチ(金土)12PM~5PM、ディナー(月~土)6PM~深夜
酒類ライセンスあり

*2012年2月2日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集)
Score 13/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


伝統的なタイのストリート・フードを洗練された空間で、ムウム・マアム

サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートからホルト・ストリートに入った一角にお洒落な美味しいレストランが何軒も並ぶ。そこに1年程前オープンし、またたく間に「シドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイド」にニュー・エントリーを果たしたタイ料理店がこちら。インテリアはイタリアのデザインの影響を受けていて、長いテイブルがどんと店の中央に位置する。壁の一面にはアートが描かれ、反対側はオープン・キッチン。入り口脇にある器械はココナツ・クラッシャー。料理に使うココナツ・ミルクは生のココナツを器械を使って採取するという。すべてのチリ、カレー・ペイストなどのスパイスも自家製だというこだわりよう。
いわゆるオーストラリアで食べるタイ料理とは違い、伝統的なタイのストリート・フードを提供、素材も昔からタイ料理に使われてきたものしか使わない。同店によると、ニンジンやブロッコリーなどが入ったタイ・カレーはオーストラリアに合わせてあるんだそう。例えば「タイ北部のクリスピー卵麺の入ったビーフ・カレー」は、オーストラリアではここだけのメニュー。3時間煮込んだカレーにも新鮮なココナツ・ミルクを加え、しゃぶしゃぶ風にいただくあっさりカレーだ。
「グリーン・パパイヤ・サラダ」は、タイのストリートでは単体ではなく鶏肉と一緒にサーヴされるという。ウズラは軟らかく既に味がついているが甘辛のソースに浸けるとさらに味に深みが出て美味しくなる。
タイのデザートの代表格「スティッキー・ライス」はココナツ・ミルクに浸り、マンゴーとはタイ・エッグ・カスタード・ジェラートを添えて出される。同店で使用しているジェラートは系列店「ジェラート・メッシーナ(www.gelatomessina.com)」の自家製。オリジナルのトロピカルなフレイヴァーのジェラートがそろい、パンダン・ココナツ・ソルベ、ソルティ・パーム・シュガー・カラメル(1スクープ$3.90、2スクープ$7、3スクープ$10)など見逃せない味。
4名からオーダーできるお得なバンケット・メニューもあり、いずれもライスとデザートが付いて料理7種類だと1人$39、9種類で同$59、長いテイプルの同店の造りはパーティーにも最適だ。
カレーの辛さを和らげてくれるトロピカルなカクテルもおすすめで、辛い料理に最高の組み合わせのカクテルが「新鮮なライチとスコッチ・カラメルのラム・カクテル」。
同店Facebookを開いて「いいね(Like it!)」をクリックすると、毎月2人にディナーが当たるキャンペーンを実施中。日替わりのランチのスペシャルもFacebookでチェックできるとのこと。

アントレ3種を写真用に盛り合わせてくれた。ソルト・ペッパー豆腐($12)、スモークド・トラウトのベタル・リーフ(各$4)、ダック生春巻き(3ピース$12)

タイ北部のクリスピー卵麺の入ったビーフ・カレー($17)

ターメリックでグリルしたウズラとグリーン・パパイヤ・サラダ($21)

スティッキー・ライスとマンゴー、タイ・エッグ・カスタード・ジェラート($12)

Muum Maam
Shop 1/50 Holt St., Surry Hills
☎(02)9318-0881
ランチ(月~金)11:30AM~3PM、ディナー(月~土)6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり(ワインのみBYO可)
*2012年2月1日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集)

New Entry, Score 13/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)