オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

7月, 2012 のアーカイブ

元NOBUバハマ店の寿司料理長が握る本格寿司、@!レストラン

淳さんこだわりの寿司盛り合わせ@!スタイルは、写真の握り寿司10貫に巻物6個が別に添えられる($38)

淳さんこだわりの寿司盛り合わせ@!スタイルは、写真の握り寿司10貫に巻物6個が別に添えられる($38)

軟らかさ絶品の仔羊肉の柚子コショウ・マヨネーズ焼き($22)は、グラスを取るとサラダがパッと広がる(脇に添えられたドレッシングはサラダ用)

軟らかさ絶品の仔羊肉の柚子コショウ・マヨネーズ焼き($22)

新鮮な生魚を特製のタレで和えた中南米のシーフード・サラダ、セヴィーチェ($12)

新鮮な生魚を特製のタレで和えた中南米のシーフード・サラダ、セヴィーチェ($12)

山盛りポテト・ネストの中に、ジューシーで軟らかいスカート・ビーフがたっぷり隠れた一品($25)

山盛りポテト・ネストの中に、ジューシーで軟らかいスカート・ビーフがたっぷり隠れた一品($25)

店内

店内

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クロウズ・ネスト交差点からすぐの場所に2012年6月にオープンしたばかりの日本食店@!レストラン(“アット・レストラン”と読む)。

オーナー・シェフの斎藤淳(あつし)さんは、17歳から日本でバイトとして日本食の世界に入り、23歳で来豪。シドニー在住歴の長い人の間ではいまだに語り草である一流店・祇園を経て、スシE(Sushi E)の立ち上げに携わり、その後いったんオーストラリアを離れNOBUバハマ店へ。最終的には同店寿司料理長を務めるという輝かしいキャリアを誇る。「月刊ジャパラリア」のグルメ連載でもお馴染み、東レストランのオーナー・シェフ、東公孝さんの強力な推薦の下に今回の取材が実現、以前シドニー時代に「東さんにはとてもお世話になりました」と淳さん。
店名は、寿司職人である淳さんの名前をローマ字で書くと“At Sushi(Atsushi)”と読めることや、日本食の基本を踏襲しつつ、「でも出した際に“あっと”驚いてもらえるような楽しい料理を提供したい」といった思いが込められている。
淳さんこだわりの握り寿司は完璧なまでにオーソドックスだが、一方、同じく淳さんとシドニー時代からの旧知の仲でNOBUバハマ店でも一緒に働いたという同店厨房料理長・田中良和さんによる一品料理は、女子好み、オージー好みの“見た目”も意識しつつ、いざ口に運ぶと万人受けする一流の味を楽しませてくれる。
今回紹介してもらったメニュー以外にも、シーフード・パスタ($15)やチーズ餃子(4個入り$8)などの気になるメニューがあるかと思えば、サバ塩焼き($8)などの定番もしっかり押さえている。
店名にはもうひとつ、見逃せない重要な意味が込められています。“アット・ホーム”な雰囲気でくつろげる店。

@! Restaurant

417 Pacific Hwy., Crows Nest
☎ (02)9437-5285
ランチ/木~日12PM~2:30PM、
ディナー/火~金5:30PM~10PM、土5PM~10PM、日5PM~9:30PM
酒類ライセンスあり(ワインのみBYO可/コーケイジ:1人$3.50)

*2012年7月の情報です。(Japaralia August 2012 だってやっぱり日本食掲載記事)


カジュアルなのにワン・ハット受賞の底力、ママク

長蛇の列で有名なチャイナタウンのママクの2号店がチャツウッドにオープンしたのが約2年前の2010年10月。木~土のディナー・タイムにはこちらも行列ができる人気ぶり。予約不可のカジュアル店ながらシドニー・モーニング・ヘラルド主催の2009年度グッド・フード・ガイドでワン・ハットを受賞。インド料理にインスパイアされたロティが売りの店だ。同店では外からロティをつくっているところを見ることができる。30分程寝かせたドウをかなり薄く大きく伸ばし、畳んで鉄板で焼く。
もうひとつの名物のサティは長い串にきゅっと刺さってサーヴされ、ボウルいっぱいのピーナッツ・ソースにつけていただく。粗く砕いたピーナツやスパイスが入った甘辛いソースは病みつき。人気のメインはラム・カレー($16)、海老の炒め物($19)、フライド・チキン($14)など。ご飯ものの「ナシ・レマク」は香り高いココナツ・ライスの周りにサンバル(チリ・ソース)、ピーナツ、小魚の揚げ物、キュウリが載ったマレイシアの国民的料理。そこに追加で載せてくれた「イカのサンバル風味」は、ふわふわに軟らかいイカのピリ辛味がたまらない。マレイシアの甘い濃い紅茶テ・タリク($3.50)が辛さを和らげてくれる。
ロティ・ティス($9.50)は円錐に形作ったロティでアイスクリームと一緒にサーヴされる。内側にはレモン・ジュースと砂糖がついていて、手で崩してパリパリいただく。
平日はランチ・スペシャルがあり、1人用に小さめのサイズのメインにライスが付いて$10〜$12で楽しめる。

チキン・サティ(1/2ダース$9)

ナシ・レマク($8.50)+イカのサンバル風味($4)

Mamak
Shop P9, 1-5 Railway St., Chatswood
☎(02)9411-4411
ランチ11:30AM~2:30PM
ディナー5:30PM~9:30PM(金土~10:30PM)
BYO

*2012年7月9日の情報です。(Japaralia August 2012 チャツウッド特集掲載記事)
Score 14/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


美しく洗練された上品な味わいの一流レストラン、ロケット

大きなビルが立ち並ぶチャツウッドの駅からパシフィック・ハイウェイ側の一角にあるガラス張りの明るいファイン・ダイニング・レストラン。清潔なオープン・キッチンを含め、全体に上品かつ居心地が良い雰囲気が漂う。一角にはすりガラス越しにプライヴェート・ルームもある。
日替わりのランチ、ディナーがあり、コース料理を堪能できる。「イエロウフィン・マグロのタルタル」は、食べるのがもったいなくなるような美しさで、絵画の一部のよう。味も抜群で、甘酸っぱいショウガのピクルスの食感とマグロの調和も見事。「ポークとブラック・プリンのテリーヌ」は、リンゴの香りのクリーミィなピューレが美味しさを引き立てている。そのほか、その日のアントレにはゴート・チーズとカリフラワー・スープなどが。
メインはニョッキ、ラム、タイ、アンガス・スコッチ・フィレのメニューのほか、見た目にも美しい「レインボウ・トラウト」。トラウトの味を引き出すクミン・ヨーグルトが効いている。ディナーにはさらに、鴨とアイ・フィレのチョイスが加わる。デザートはチョコレート・タルト、ストロベリー・メレンゲ、チーズなどがあるが、中でもマスト・イートは「ミックス・ベリーのスフレ」で、フワフワ熱々のスフレにスプーンを入れるとミックス・ベリーのソースがとろっと流れ出てくる。リピート率の高いメニューなのがうなずける。
「ディナー・タイムはビルのパーキングを無料で提供できます。事前に電話でお知らせください」と長身でスレンダーなジェントルマンの同店オーナーのピーターさん。

Yellowfin Tuna Tartare w/Radish, Pickled Ginger, Puffed Rice & Black Sesame、イエロウフィン・マグロのタルタル($18)

Confit Pork & Black Pudding Tarrine w/ Apple puree, Red wine caramel & Apple salad、ポークとブラック・プリンのテリーヌ($19)

Baked Rainbow trout w/ Carrots, Veal sweetbreads & Cumin Yoghurt、レインボウ・トラウト($35)

Mixed berry souffle, White chocolate & raspberry Ice Cream、ミックス・ベリーのスフレ($17)

Rocket Restaurant
P1, 1-5 Railway St., Cnr. of Help and Railway Sts., Chatswood
☎(02)9411-8233
ランチ(火~金)12PM~2:30PM
ディナー(火~土)6PM~9:30PM
酒類ライセンスあり(ワインのみBYO可)

*2012年7月6日の情報です。(Japaralia August 2012 チャツウッド特集掲載記事)
Score 13/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


シチリア料理が美味しい訳、テラッツァ・チャツウッド・ピッツア

シドニー北部最大の街、チャツウッドの新名所である複合施設「ザ・コンコース」の中庭に面した店で、オープン・テラスもあり、モダンで明るい造り。日本語の本やDVDもあるザ・コンコース内の大きなチャツウッド図書館や、同じく劇場利用の際のプレ・シアター・ディナーにも利用できる。
イタリア南部のシチリア地方の味をメインに提供。「シチリア料理はイタリア本土の料理程しつこくなくてあっさりして食べやすいよ」と同店オーナーのダニエルさんが言う通り、日本人の舌にもよく合う。取材日は幼児を連れたグループが会食をしていたが、ピッツアを頬張る子どもたちが一様に大人しかったのは、それだけ美味しかったからとも思える。ピッツアの生地は極薄くカリっとしていて、載っている素材の火の通し方も絶妙。16種類のピッツアと13種類のパスタがある。水分の吸収率の高いアルボリオ米を使ったリゾットはふんわりとしていてアルデンテに感動。メインのステーキもばっちりレアで肉のクォリティも良く、あっさりしたソース。そしてスキャンピとの組み合わせにもセンスを感じさせる。デザートもティラミス、パンナコッタ、クリーム・ブリュレーなどすべて自家製だ。ナテラ・ピッツァ(14.90)も大人気だそう。イタリアとオーストラリアのワイン各種が揃っていてアサヒ・ビールもある。キッズ・メニューもあるのが嬉しい。
3月にテレビ番組「ウィークエンダー」に取り上げられ、同店シグネチャー・ディッシュのゴルゴンゾーラのニョッキ($24.90)の作り方をデモンストレーションしている。その動画が同店のサイトで見ることができるので「ぜひ見て」とダニエルさん。

シーフード・ピッツア($26.90)

アイ・フィレ・ステーキとスキャンピ&ヴェジ($36.90)

シーフード・リゾット($28.90)

Terrazza Chatswood Pizza
Shop 3 The Concourse, 405-419 Victoria Ave., Chatswood
☎(02)9419-5304
11AM~11PM 無休
酒類ライセンスあり

*2012年7月4日の情報です。(Japaralia August 2012 チャツウッド特集掲載記事)