オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

バー

南米料理を1950年スタイルのテキーラ・バーでゆったりと、ミス・マーレーズ

女友達同士やカップルで行って、美味しい食事をつまみながらカクテルやスピリッツを楽しめる落ち着いた大人な雰囲気の店。アルコールはラム、ウォッカなどもズラリとあるが、なんとテキーラは88種類もそろえていて、1920年代のクラシックなカクテルからオリジナルまで、カクテルだけでも36種類。ラ・ボンバ($17)は飲みやすいパッションフルーツ味のテキーラ・カクテル。ジャリスコ・モール($17)は後味にかすかに残る甘さが印象的なさわやかカクテル。
南米料理のメニューも非常に味の質が高いのが特徴。


ギョウザ風の見た目でおつまみっぽく楽しめる「エンパナダス($12)」はビーフ、チキン、マンチョーゴと3種類の別々の味。皮はサクサクしてソースは南米ならではの酸っぱい辛さでお酒にあう。

「セヴィシェ($19)」はマグロとヒラマサの炙りに野菜をレモンジュース・ベイスのソースで敢えた南米風魚介のマリネ。これに南米のブランディがつく。

「ポーク・ベリー($21)」は周りがカリカリでわりとこってり味付けだがパッションフルーツ・ベイスのソースであっさりといただける。

「ブラック・アンガス・リブの炭火焼き($32)」は南米ならではのグリーン・チリ・ベイスの酸っぱ辛いソースで。これがまたクセになりそう。

Miss Marleys
32 Belgrave St, Manly
☎(02)8065-4805
月~土5PM~12AM、日5PM~10PM
酒類ライセンスあり

*2012年5月9日の情報です。(Japaralia June 2012 マンリー特集掲載記事)


ファイン・ダイニンング級タパスをカクテルやワインと、エミロウ・タパス・バー

黒の外観に真っ赤な店内、通りより一段高い位置にある正面入り口前のテラス席からはバーク・ストリートを見下ろす形になる。洗練されてはいるが同時にカジュアルな雰囲気の造りが、オーナー・シェフのクリスがスペインでよく通っていたバル(タパス・バー)に似ているという。
タパスといっても同店ではモダンかつファイン・ダイニング級のクォリティのものを提供している。しかもオリジナリティに溢れていて、特別メニューの16時間煮込んだという「ポーク・ベリー」は、フレンチ・スタイルの極めの細かいスムーズな人参のピューレをソースに、グリルして焦げ目をつけカラメライズドさせたイチヂクを添え、まるでフランス料理のような豪華さ。味も絶品で、煮込んだために油もそぎ落とされ胃にも優しい。
シグネチャー・デイッシュの「ズッキーニ・フラワー」は中に詰められたクリーミーで酸味のあるゴート・チーズとトリュフ・ハニーの濃厚さにとろけてしまう。ほかにも人気のブラック・ガーリック・キング・プロウン、マトウダイと豚のほほ肉のグリルに、イカ墨のパエリア($33)などパエリアも3種。
デザートも極上だ。「チョコレート・タルト」は濃厚で甘くなくビートのチップとオレンジの皮が味のポイントになり、添えられたピーナッツ・バターのアイス・クリームも最高。
カクテルにもひと工夫ある。焦がしパイナップルのダイキリ($18)はここでしか飲めないオリジナル。ポーク・ベリーとマッチするとすすめてくれた。
月曜は全てのカクテルが$14、木曜はパエリアとサングリアで1人$25、金曜はデガステイション・メニューとマッチング・カクテルまたはワインが$99、など毎日スペシャルがあるのも楽しい。
金土は絶対に予約が必要だが、夜遅くまで営業しているのが嬉しい。また、シーフォースにワイルド・バンチ・フード&ワインという系列店もある。

Burnt Pineapple Daquiri 18

Stuffed zucchini flowers w goats cheese & truffle honey 23

Pork belly w spiced carrot & honey puree 30

Chocolate tarte w beetroot & peanut butter icecream 14

Emmilou Tapas Bar
413 Bourke St., Surry Hills
☎(02)9360-6991
ランチ(金土)12PM~5PM、ディナー(月~土)6PM~深夜
酒類ライセンスあり

*2012年2月2日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集)
Score 13/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


アーバン&レトロな大人の隠れ家、ニュートラルベイ・バー&ダイニング

エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル漬けのカツオ($14)

イカ、辛いンドゥウヤ、トマトとレモン味のリングイネ($28)

スロウ・ロースト・ポーク($28)

ルバーブ、青りんごとアーモンドカスタードのトライフル($14)

バー

ダイニング

外から見ると大きな白色の傘のライトがアーバンな雰囲気を醸し出し、一歩中に足を踏み入れるとそこには70年代風のバー・カウンターの椅子、キャメル色とクリーム色の店内、アール・デコ風な大きな絵、大きなビン詰めのピクルスなど、レトロな雰囲気満載。時代をトリップしたの? と思わせる40年代風音楽。手前のバーを通り過ぎると、奥にはダイニング・スペイスが広がっている。テーブルは背の高いベンチを木で組み合わせたなんとも落ち着くデザインで、客席の照明は落とし気味な一方、横のオープン・キッチンが白熱灯で光り輝いている。
グリーブ・ポイント・ダイナーのシェフ、アレックスが手がけているメニューには、炭火焼きの料理があるのが特徴だ。オープン・キッチンと対面の壁にかかった横長の鏡に赤いマジックで特別メニューが書かれている。そこから生ホースラディッシュが効いた「エクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル漬けのカツオ」をチョイスしてくれた。臭みがとれたフレッシュな新しい味わいに驚く。「スロウ・ロースト・ポーク」はカリカリにした皮の部分もついてサーヴされ、肉は軟らかく、付け合わせのキャベツ、青リンゴとラディッシュの薄切りの相性に感嘆する。イカ、ンドゥウヤ(ndujaと書く。豚挽肉と唐辛子、塩を練り合わせ腸詰めにして燻製・熟成させた軟らかいサラミ)、トマトとレモン味のリングイネは、イカの軟らかさと、辛くて酸っぱいのにさわやかなソースが素晴らしく、ボリューム満点のパスタ。
さて、デザートは「トライフル」。こんな上品なトライフルはいまだかつて味わったことがない! 青リンゴのゼリーはジャムくらいの軟らかさで、なめらかなアーモンド・カスタードとかなり酸っぱ目のルバーブ、そして固めのしっとりとしたスポンジがパーフェクトな調和。オープンして1年未満なのに、金土は予約必須。

Neutral Bay Bar & Dining
132 Military Rd., Neutral Bay 
☎(02)96530-5853
ランチ(金)12PM~2:30PM、ディナー(月~土)5PM~Late
酒類ライセンスあり、BYO(ワインのみ)

 


歴史的建造物と可愛い家具で雰囲気抜群、ザ・コモンズ・ローカル・イーティング・ハウス

ベスト・オブ・ファーム・ベジタブルス($24)
和牛ビーフのカルパッチョ($22)
シーゾナル・プロデュース・プレイト($20)

 


160年前という、オーストラリアに現存する建物の中でもごく初期の、雰囲気抜群の歴史的建造物を生かしたレストラン。シンプルなヨーロピアン料理の糧食、ランチ、ディナーがいただけるほか、博物館などで展示されている時代に迷い込んだような地下のバーで、ジャズ演奏も楽しめるバー。サザン・ハイランドにあるワイナリー「マウント・アシュビー・エステイト」のレストランと同じような歴史情緒たっぷりで、どっぷり浸れる店だ。

入り口のコートヤードには可愛い丸テイブルとイスが並ぶ。廃材を利用して作った家具で、天井には植木が吊り下がり、ローマ・トマトの空き缶にハーヴが並んでいたり、とにかく、可愛いのだ。

土日は終日3時まで朝食が楽しめ、昼食はサンドウィッチ($10)、本日のタルト($14)、本日のパイ($12)、オーガニック・チーズ・バーガー($18)など。ディナーは口の中でとろける極薄の和牛ビーフのカルパッチョ($22)、3種類の料理(取材日はトマト、バジル、トーストのサラダ、ズッキーニ・フラワーのリコッタ・チーズ詰め、アスパラガスに3時間かけて作る温泉卵&パルメザンチーズ載せ)が載ったシーズナル・プロデュース・プレイト($20)、新鮮なたっぷり野菜をヨーグルト・ナッツ・ソースで味付けしたベスト・オブ・ファーム・ベジタブルス($24)。

供給された素材ありきでメニューを作り、なるべくシンプルに素材の味を楽しめる、という日本の食べ方にも通じる味作りが基本だ。月に一度メニューを入れ替え、その中でも素材によって毎週少しずつメニューが変わる。まろやかで優しい味の伝統的料理と美味しいワインやお酒を、歴史的雰囲気の中で味わい、楽しい時間が過ごせること間違いなし。日本から訪ねて来た友達や親戚を案内してもきっと喜ばれるはず。

 

The Commons Local Eating House

32 Burton St., Darlinghurst

(02)9358-1487

朝食(土日)8AM3PM、ランチ(木~日)12PM3PM

デシナー(火~日)6PMLate、アフタヌーン・ドリンク(木~日)3PM6PM

酒類ライセンスあり

Score 13/20 by SMHGFG2011

 


クラシックなフランス料理とワインを堪能 タステヴィン・ビストロ&バー

デュオ・オブ・ローステッド・ダック・ブレスト($32)

ニョッキ・ア・ラ・パリッシエンヌ・ソウテッド($17)

フランベッド・グラン・マニエ・クレイプ・スゼッテ・ウィズ・クレメ・フルーチェ・アイス・クリーム($14)

外観

ヴィクトリア・ストリートをキングス・クロス駅方面から歩いてすぐ、左手タイガー・ベイカーズというカフェの右側の階段を上に登ると、手前にエレガントな雰囲気のレストラン、奥にワイン・バーがあい、オーナー・シェフでフランスとイタリアのソムリエでもあるアレックス氏が極上の笑顔で迎えてくれる。
ひと昔前と違って最近ではシドニーでも珍しくなくなってきた、本格的かつクラシックなフランスの味を提供しているレストラン。ワイン・バーでは鴨のてリーヌやフランス産チーズの盛り合わせなどを食べながらワインを楽しめる。
取材には丁度パンが焼き上がり、極上の香りを漂わせていた。「夕方6時には焼きたてのパンが楽しめますよ」と日本人シェフのヨシさん。「ファイン・ダイニングのような雰囲気でありながら、料金は高くないビストロのメニューですので、気軽に来て頂けると思います」とも。
上品でクラシックではあるが、今風に表現しているメニューの数々、まずメイン、鴨は2種類の部位を使っている。低温で調理した軟らかい鴨の皮をもう一度パリパリに焼き上げる胸肉は、真ん中がレアな感じを楽しめる。そして、足はよく焼いてあるがこちらも軟らかく、同じ鴨で2度楽しめるメニューだ。同店のシグネチャー・ディッシュ、フランスのニョッキはシュー・クリームの生地で出来ている。だからなのか、ふわふわの柔らかさがあっさりだけどコクのあるクリームと一体化している。ディジョン・マスタードを使っているそう。女性に大人気でリピーターも数多い。
テイブル上でフランベしてくれるクレイプも大人気だ。大人のオレンジの味と、フランスのサワー・クリームで作られたアイスクリームがたまらない。
ランチも狙い目。本格的にオントレ、メイン・コースのロースト・ポーク、ビーフ、フィッシュ、またはラムが良心的な料金で食べられる。
ワインはアレックスに相談して。日本語が必要な場合はヨシさんが答えてくれるので安心。客はレストラン業界が多く、フランス人も多いとのこと。客層から味への信頼が伺われる。

Tastevin Bistro & Wine Bar
Level 1, 292-294 Victoria St., Darlinghurst
☎(02)9356-3429
ランチ 金~日12PM~3PM、ディナー 水~月6PM~Late
酒類ライセンスあり

Score 13.5/20 by SMHGFG2011


タパス感覚の小皿料理”メゼ”、エフェンディ・レストラン・アンド・メゾ・バー

メゼのひとつ、エビのシェイド・ペストリー巻き

メイン・デイッシュはチャコールの香りの子牛肉料理($30)

トルコの綿菓子と食べるナッツ入りアイスは抜群($12)

ターキッシュ・コーヒーはターキッシュ・デライトつき($4)

透明なスピリットがマジックでカルピスみたいに! 謎は来店して確かめて

「挽き肉は使わず、このナイフで挽き肉にする」と語るソーマー氏

1階

3年前にオープンし、既にレストラン・ケータリング賞NSW州部門の西地区最優秀レストラン賞、「インナー・ウエスト・クーリエ」の2010年度ビジネス・アチーヴァー・アワードの最優秀レストラン賞を受賞、「グッド・フード・ガイド」でも2010年度と2011 ドイツのビアカフェ、イギリスのチェイン店ワガママなどのレストラン経営に携わって来た経歴をもつオーナー・シェフ、ソーマー氏が故郷の本格的なトルコ料理を出す店の経営に情熱をを注ぐ。自らナタのようなナイフを持ち調理している。「僕たちはチームワークがいいんだ!」と豪語する姿からも、彼の豪快で懐の大きい人柄が伝わりチャーミングだ。ラッキーなことに、オーストラリアで仕入れる素材はトルコのものよりも質がいいのだ、とも。美味しい素材がより調理をひきたてる。
”メゼ’というのは、小皿料理の意味で、タパス・バーや日本でいう居酒屋の感覚で、飲みながらちょっとずついろんな料理を楽しむのだそう。写真の海老料理がメゼのサイズ。小さく見えるが、おおぶりの海老は一口では頬張れないほど。プリプリ、サクサクの海老にオレンジの皮入りガーリック・アイオリ(タヒニを使用)にターキッシュ・ベリーの粉をつけると、コンテンポラリーな天国の味わい。メインはボリューム満点、子牛肉が4枚、その下にはターキッシュ・ブレッドがまるでフレンチ・トーストのような軟らかさで敷いてあり、ソースとヨーグルトと絡めていただく。セット料金は、ひとり$40(メゼ8品)、同(メゾ4品とメイン1品)、$30(メイン1品)。デザートはマスティック・プディングの、もちもちの感触にうっとり。ゆったりとした気持で調理しないと焦げるというから、優しさもたっぷりこもっていて余計美味しいのだろう。
ワインはなるべく地元NSW州のものをそろえているという。近年はマジー、オレンジ、タンバランバー、ヒル・トップスなどハンター・ヴァレー以外のワインも豊富になってきている。また、トル45度のスピリッツも豊富にそろっている。ターキッシュ・ソーセージ、ドライ・ビーフ、卵、ターキッシュ・パンケーキなどの朝食もそそられるメニューだ。土日は混んでいるので予約が必要。
1階は白いテーブル・クロスのエレガントなレストラン、上階はメゼ・バー、あるいはファンクションとしても使用できるスペイス。ファンクションは10~130人まで。内装は強い黄色の壁に、イスタンブルから運んだという皿やランプ、人形などトルコ風情満点。タイルや皿のパターンなど雰囲気抜群で、本格的トルコ調理を現代風の味付けで、メゼを大人数で、または昼のバルメイン探索の際の朝食やランチなど、千差万別楽しめるおすすめのレストラン。

Efendy Restaurant and Meze Bar
79 Elliott St. (Corner of Darling St.), Balmain
☎ (02)9810 5466<
ブレックファスト(土日)9AM~3PM、ランチ(火~日)12PM~4PM、ディナー(火~日)6PM~11PM
酒類ライセンスあり

*2010年10月28日現在の情報です。 

Score 13.5/20 by SMHGFG2011 (Sydney Morning Herald Good Food Guide 2011)


バルメインにある雰囲気抜群の欧州料理店、ラ・ボエーム

ポーク・ナックル($24.90)

ダック2分の1羽($28.90)

ビーフ・グヤーシュ($19.90)

アップル・シュトゥルーデル($12.90)

ドイツとチェコの4種類の生ビールが楽しめるビール・テイスティング($15.90)

バルメインのメイン・ストリート、ダーリング・ストリート沿いに入り口があり、ビルを通過して奥へ進むと、コートヤードのあるカフェがあり、その奥のレストランがラ・ボヘームだ。2階席からも一階を見渡せる天井の高い空間の真ん中にはバーがあり、ドイツとチェコの生ビール、そしてベルギー、ポーランド、ドイツ、ハンガリーなど、なんと50種類のビールを取りそろている。
料理はドイツ、ハンガリー、チェコなど、ヨーロッパ各地のものが食べられる。「ポーク・ナックル」は4時間かけてスロウ・ベイクされた、大きな骨つきもも肉に、ザワークラウト、野菜のピクルスが添えられているドイツ料理。
ダックはザワークラウト2種とダンプリング(蒸しパン)が添えられたチェコ・ディッシュ。ジューシーな肉とパリパリの皮は、止らない美味しさ。
ハンガリー料理のビーフ・グヤーシュは、まるで日本のビーフ・シチューのように懐かしい味わい。たっぷりのタマネギ、それにトマト・ペイストとハーブなどで煮込まれたソースは、なんともコクがあり、肉は軟らかだ。
デザートも豊富だが、デザート・ビールという手もある。「フォリス・クリーク(さくらんぼのビール)」($9.50)は甘く爽やかで飲み口がいい、ビールの味のしない不思議なビールだ。
金~日は予約が必要という同店ではファンクションも可能なので、ぜひ多目的に利用したい。隣接したカフェはオーガニックのコーヒーが味わえる居心地のいい空間だ。タウン・ホールから442のバスでダーリング・ストリートまでアクセスできる。

La Boheme
332 Darling St, Balmain
☎(02) 9810-0829
レストラン/月・水~木6PM~11PM、金~土12PM~12AM、日/12PM~10PM(火休)
カフェ/月、水~金9AM~6PM、土日8AM~6PM(火休)
酒類ライセンスあり