オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

イタリア

朝昼晩オールマイティに楽しめる店、オリオ

プルド・ポーク・バーガー($19)

プルド・ポーク・バーガー($19)

リングイニ・プッタネスカ($20)

リングイニ・プッタネスカ($20)

タイのグリル($29)

タイのグリル($29)

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セント・レナーズ駅の中庭コンプレックスにあるレストラン。朝昼夜通しの営業で、朝と午後のティー・ブレイクには極上のコーヒーを、金曜日にはライブ演奏を楽しみながらタパスやカクテルなどがオーダーできる。
中庭に面したテイブルが人気で、ビルの谷間のオープン・スペイスでコーヒーや朝食、ランチを楽しむ人々が溢れている。コンプレックス上階にオフィスがたくさんあることからミーティングなどビジネス系の利用も多い。プリペイドのコーヒー・カードがあり、コーヒーのテイクアウェイ客がひっきりなしに来店する。コーヒーはフルボディのダイ・ガブリエル、コスタリカ、パプア・ニューギニア、ブラジルのジャングルで手摘みされた豆のブレンドで、コクが深くリッチな味わい。
料理も本格的なイタリア/地中海の味を堪能させてくれる。キッチンには最新の調理機材がいろいろあって、その中のひとつ、80度の低温で調理した豚肉を使ったプルド・ポーク・バーガー($19)は、甘めのバンズの下側にバター・ミルクに含ませ、その上にチリ・マヨネイズ、抜群に美味しいサラダ、たっぷりのポークが載っている。
リングイニ・プッタネスカ($20)はトマト・ベイスのソースに白アンチョビ、パルメザン・チーズ、黒オリーブ、ケイパーなどが絡まっている。
タイのグリル($29)は、あっさりのタイにトマト・ベイスの煮野菜がトロトロに絡み合い、まろやかにコクのある味に仕上がっている。

Olio
Shop 1, ‘The Forum’, St Leonards Station, St Leonards
☎ (02)9439-8988
月~火7am-4pm、水~金7am-9pm
酒類ライセンスあり

*2014年3月の情報です。(Japaralia April 2014 クロウズ・ネスト特集掲載記事)


ファイン・ダイニング級のカジュアル店、イーツ・イタリアン・ピッツェリア

プロシュートとロケットのピッツア($21)

プロシュートとロケットのピッツア($21)

アンティパスト・ミストAntipasto Misto($13)

アンティパスト・ミストAntipasto Misto($13)

パンナ・コッタPanna Cotta($10)

パンナ・コッタPanna Cotta($10)

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テイラー・スクエアをフリンダース・ストリートに入ってすぐのバス停目の前に2カ月前にオープンしたばかり。トスカーナ 地方出身のオーナー・シェフ、ルカさんが本場イタリア式のピッツァを提供。イタリア製の粉を使ったハンドメイドの生地は、他店では未体験なほど軽くて伸びがあり上品な味わい。それに厳選された素材を載せ、最後にエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルをふりかけてサーヴされる。
ピッツァはトマト・ソースをベイスにした“レッド”と、モッツァレラ・チーズがベイスの“ホワイト”、中に具を挟み折り畳んだ状態の“カルゾーニ”の3つのスタイルが、日替わり2種を含み計19 種類のメニューで楽しめる。プロシュートとロケットのピッツァ($21)は、あっさりとサラダ感覚で、でもしっかり食べ応えのあるヴォリューム。
アンティパスティ(アントレ)とサラダは3種類ずつ。アンティパスト・ミスト($13)は水牛のモッツァレラと甘めのトマトの相性抜群のカプレーゼ、プロシュート、ピリ辛のサラミ、サン・ドライド・トマト、そして手作りのブレッド・スティックの盛り合わせ。黒板に書かれたホームメイド・ラザニア($16)もそそられるメニュー。
ドルチェ(デザート)3種も手作り。パンナ・コッタ($10)は日替わりソースでストロベリーだったりイチジクだったり、ダーク・チョコとアーモンド・スライスだったり。
ファイン・ダイニング級の厳選素材を使いつつ、料金設定は完全リーズナブルで好感が持てる。さらに、コーケージなしのBYOという貴重な店だ。

Eats Italian Pizzeria
24 Flinders St., Darlinghurst
☎ (02)8964-9954
火~日6PM~Late 月休
BYO

*2012年12月18日の情報です。(Japaralia Feburaly 2013 サリー・ヒルズ特集掲載記事)


シチリア料理が美味しい訳、テラッツァ・チャツウッド・ピッツア

シドニー北部最大の街、チャツウッドの新名所である複合施設「ザ・コンコース」の中庭に面した店で、オープン・テラスもあり、モダンで明るい造り。日本語の本やDVDもあるザ・コンコース内の大きなチャツウッド図書館や、同じく劇場利用の際のプレ・シアター・ディナーにも利用できる。
イタリア南部のシチリア地方の味をメインに提供。「シチリア料理はイタリア本土の料理程しつこくなくてあっさりして食べやすいよ」と同店オーナーのダニエルさんが言う通り、日本人の舌にもよく合う。取材日は幼児を連れたグループが会食をしていたが、ピッツアを頬張る子どもたちが一様に大人しかったのは、それだけ美味しかったからとも思える。ピッツアの生地は極薄くカリっとしていて、載っている素材の火の通し方も絶妙。16種類のピッツアと13種類のパスタがある。水分の吸収率の高いアルボリオ米を使ったリゾットはふんわりとしていてアルデンテに感動。メインのステーキもばっちりレアで肉のクォリティも良く、あっさりしたソース。そしてスキャンピとの組み合わせにもセンスを感じさせる。デザートもティラミス、パンナコッタ、クリーム・ブリュレーなどすべて自家製だ。ナテラ・ピッツァ(14.90)も大人気だそう。イタリアとオーストラリアのワイン各種が揃っていてアサヒ・ビールもある。キッズ・メニューもあるのが嬉しい。
3月にテレビ番組「ウィークエンダー」に取り上げられ、同店シグネチャー・ディッシュのゴルゴンゾーラのニョッキ($24.90)の作り方をデモンストレーションしている。その動画が同店のサイトで見ることができるので「ぜひ見て」とダニエルさん。

シーフード・ピッツア($26.90)

アイ・フィレ・ステーキとスキャンピ&ヴェジ($36.90)

シーフード・リゾット($28.90)

Terrazza Chatswood Pizza
Shop 3 The Concourse, 405-419 Victoria Ave., Chatswood
☎(02)9419-5304
11AM~11PM 無休
酒類ライセンスあり

*2012年7月4日の情報です。(Japaralia August 2012 チャツウッド特集掲載記事)


イタリア各地の味をイタリア・ワインと楽しめるハット受賞店、ヴィニ

サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートとホルト・ストリートの角、ホルト側に位置する小ぢんまりとした店。ランチもディナーも予約は取らないが、連日6:30PMの時点で満席となる人気ぶり(火曜日のみ予約可能。また、8~12名のプライヴェイト・ファンクションも予約を受け付けてくれる)。待ち時間用に、グラッドストン・ストリートを挟んで隣には「121BC」というワイン・バー(火~土5PM~)とワイン・ショップ(月~土1PM~9PM)があり、400本ものイタリアのワインが並ぶ。また、シティにある「Berta」という系列店では木曜日は季節の素材の4コース・ディナー($55)が楽しめるという。
こちらサリー・ヒルズ店では「リージョナル・ディナー」といって、イタリアの各地の料理を週替わりで食べられる。本場イタリアや、シドニーのテツヤズでも働いたことがあるというオーナー・シェフ、アンドリューのアイディアと味はずば抜けている。
「ビーフ・カルパッチョ」は素材を生かした味付けで優しい味。「ラム肉のロトロ」は手打ち麺にラム肉の煮込みやキャベツ、赤ピーマンなどのたっぷりの野菜を巻き込んだ一品で、ローズマリーが控えめに主張した、こちらも優しい味つけ。「リコッタ・パンナコッタ」はエスプレッソ・カラメル・ソースと大きくクラッシュされたアーモンドの組み合わせの甘くない大人のデザートで、見事な美味しさ。

ビーフ・カルパッチョ($15)

ラム肉のロトロ($19)

リコタ・パンナコッタ〜エスプレッソ・カラメル・ソースとアーモンド添え($10)

一面の黒板にメニューがある店内

サリー・ヒルズのデヴォンシャー・ストリートとホルト・ストリートの角、ホルト側に位置する

Vini
3/118 Devonshire St.(on Holt St.), Surry Hills
☎(02)9698-5131
ランチ火~金12PM~3PM、ディナー火~土6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*2012年2月9日の情報です。(Japaralia March 2012 サリー・ヒルズ特集掲載記事)
One Hat★ Score 15/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


情熱的に真っ赤なデザートは爽やかな味わい、フラテッリ・パラディーソ

メランザーネ・クレッシェンサ($19)

パスタ・スキャンピ($34)

デザート・ロッソ($12)

キングス・クロスからポッツ・ポイント方面に歩いて10分ほど、マックレイ・ストリートからチャリス・アヴェニューに入ってすぐの店。早朝から夜までの通しで開いている繁盛点で、予約を取らないイタリアのトラットリア・スタイルのため6時過ぎには店の外に人が並んでいる。メニューは、黒板になっている壁一面に白のチョークで書かれてあり、とてもカジュアルな感じで、わいわいと食を楽しむまさにイタリアンな雰囲気に溢れている。 イタリア在住中にこの店のヘッド・シェフにハンティングされたという日本人のトシさんいわく、「できれば毎日でも食べにきてほしい(笑)」とのことで、毎週メニューを変えるのもそのため。そのかいあってか本当に朝昼晩と1日3回来てくれる常連もいるという。素材もこだわりがあり、オーガニックやワインも多く使用しているが、「オーガニックだけにこだわっているわけではなく、美味しい健康にいいものを求めたらそうなった。」とトシさん。 ヴァレンタインのために作ったような、赤ワインのプラム・コンポート、ざくろ、そしてミックス・ベリーのソルベの真っ赤なスウィーツ「デザート・ロッソ」は、甘酸っぱさが口に広がるさわやかで新鮮な一品。マスカポーネがたっぷりのティラミス($12)もファンが多いデザートだ。 料理ではグリルしたナスとクレッシェンサ・チーズをオリーブ・オイルとバルサミコでマリネしたアントレ「メランザーネ・クレッシェンサ」がおすすめ。クレッシェンサ・チーズは牛が疲れた時に出す特別なミルクで作られたチーズだという。 シグネチャー・ディッシュのひとつ「パスタ・スキャンピ」はニュージーランドの新鮮で甘いスキャンピと究極のアル・デンテのスパゲティがトマト味で絡み合い、フォークが止まらない美味しさ。

Fratelli Paradiso
12-16 Challis Ave., Potts Point
☎(02)9357 1744
月~土7AM~11PM、土7AM~5PM
酒類ライセンスあり

*2012年1月6日の情報です。(Japaralia February 2012 スウィーツ特集掲載)
Score 14/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


豪華な大人のグルメ空間、アクア・パッツァ

ブルスケッタ・デ・カーネ($22)

スキャンピのリングイネ($36)

カノリ・アッラ・シシリア($15)

広々とした豪華な空間にビジネス・ピープルがゆったりと歓談している。オーナー・シェフのマリオ・パカオコさんによると、一家4世代にわたってシェフの家系だそうで、「曾おじいちゃんのレシピを受け継いでいるんだよ」には脱帽。マリオさんの父親は一流店ブオン・リコルドのオーナー・シェフ。そんな料理界のサラブレッドとはいえ、自分の店をオープンしてわずか1年半で大人のビジネル・ピープル層を中心に絶大な人気を集めるに至ったのは見事。
エレガントで繊細なイタリア料理が売り。「ブルスケッタ・デ・カーネ」もみっちり身の詰まった薄切りのバゲットの上に薄切りの牛肉のスライスとシイタケとエノキ、アスパラとパルメザンチーズ、ロケット野菜のバランスが絶妙な一品。オリーブ・オイルは新鮮で甘い香りだ。「スキャンピのリングイネ」は、たっぷりのイタリアン・パセリと新鮮なチェリー・トマトにチリのソースが濃厚で、NZ産スキャンピと絡ませると口いっぱいになんともいえない風味が広がる。毎日手作りして、オーダーごとに茹でるパスタはつるつると舌触りよく当然アルデンテ。かなりの量に思えるが、重くないのでペロりとイケてしまう。
こちらもすべて自家製というデザートの中で一番人気の「カノリ・アッラ・シシリア」はパリっとしたペストリーの皮の中に、ほろ苦いチョコ・チップ入りのリコッタ・クリームが詰められ、意外にも軽やかな味わい。
マリオさんは自身の生まれについてこう語る。「確かにラッキーな境遇だけど、父は父、自分は自分、オリジナルなメニュー構成で勝負している」。イタリア料理を突き詰め、自分自身の料理とレストラン経営に打ち込んでいる真摯な姿勢が感じられた。味も細やかなサーヴィスも文句なしのレストランだ。

Acqua Pazza
1 Bent Street, Sydney
☎(02)9247-0851
ランチ(月~金)12PM~3PM、
ディナー(月~金)6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*2011年12月の情報です。(Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)
New Entry, Score 13.5/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


ナイス・ガイが調理するママの味、ビッグ・ママ

バッファリナ・コン・プリシュート・エ・ポモドロ($23)。イタリア直輸入の水牛の生モッツアレラ・チーズとプロシュート。この生モッツアレラはくせがなくさっぱりしているのに、コクがありジューシー。オーストラリアの水牛では作れないチーズだそう。なかなか味わえないだけではなく、その美味しさも特筆するに値する。

ザッパ・ディ・マレ($36)。フィッシュ・ストックとトマト・スープで煮込んだシーフード。フィッシュ・ストックとトマトのスープはほんのりと辛みが効いていて繊細でキレのある深い味で絶品。スキャンピと蟹が入ってる贅沢な一品。

パッパデル・コン・ブラサト・ディ・マンゾ(オントレ$21/メイン$26)。自家製の幅広で平べったい麺を牛のほほ肉を煮込んだソースで。滑らかで腰があり、これも他では味わえない、この店だけの味のパスタだ。見た目とギャップがあり、止らない美味しさ。

自家製ティラミス($11)

大きなグラフィックなポスターがある店内

2階

ウラーラの交差点、郵便局の斜め前(モンカー・ストリートをオックスフォード・ストリート方面に向かって)にあるテラス・ハウス2軒分を使った店。大きな窓から、こちらも大きなグラフィックなポスターが店内にあるのが見える。グリーブにある、シドニーで2番目にできた老舗イタリアン・レストラン、ミキシング・ポッドのヘッドシェフだったカルロ・ロンバルド氏が3年半前から権利を買い取って始めたイタリア・レストランで、シシリアなどの南イタリアの味を提供。
日曜だというのに超満員の店内は、楽しそうに働くスタッフの明るい笑顔が印象的。バーの奥の庭にもテイブル席があり、2階も広々としている。
アントレのイタリア直輸入の水牛の生モッツアレラ・チーズとプロシュートには驚きがある。この生モッツアレラはくせがなくさっぱりしているのに、コクがありジューシー。オーストラリアの水牛では作れないチーズだそう。なかなか味わえないだけではなく、その美味しさも特筆するに値する。自家製のパスタは、滑らかで腰があり、これも他では味わえない、この店だけの味のパスタだ。見た目とギャップがあり、止らない美味しさ。メインは和牛、ウサギ、子牛、羊、シーフードなど種類が豊富。人気のシーフード・ディッシュ「ザッパ・ディ・マレ」のフィッシュ・ストックとトマトのスープはほんのりと辛みが効いていて繊細でキレのある深い味で絶品。スキャンピと蟹が入ってる贅沢な一品。
食後にレモンチェロというすっきり爽やかな味わいの強いお酒のショットが運ばれ、口から火が噴きそうなのに、胃はなんだかすっきりするから不思議だ。イタリアのワインも豊富に取りそろえてたワイン・リストは毎週変わるとのこと。いつも混んでいる人気店なので予約は必須。デイトに使えそうなしっとりとした雰囲気の店だが、取材時には開店前に子供のパーティが催されていて、チルドレン・フレンドリーの店でもある。

Big Mama’s
51 Moncur St, Woollahra
☎(02) 9328-7629
火~日6PM~10PM
酒類ライセンスあり

*2010年8月8日の情報です。

Score 13/20 by SMHGFG2011 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2011)


手作りのパスタとチャコール料理が自慢、アマルコルド

チャーグリルド・キング・プラウンのパイナップル&タイムソース($20)。炭の香りにぎゅっと身の詰まったエビのエキスを引き立たせ、さわやかな夏が口一杯に広がる。

チャーグリルド・カラマリのチェジナティコ・スタイル($25)。ちょっとだけパン粉をつけて、肉で言えばレアという焼き加減なのだろうか、イカ好きにはたまらない、ふわふわな感触だ。レイズンとバルサミコのサイド・サラダが添えられている。この炭焼きメニュー、全然ガーリックを使ってないのもしっかりと素材を味わえるポイント。

ホームメイド・カプレティ・ウイズ・アスパラガス($26)。リコタ、パスメザン、ストゥラキーノという3種類のチーズがトラディショナルなハット型のパスタの中に入り、あっさりのホワイトソースと濃い味のアスパラガスが見事な一品。そこにさらに新鮮なパルメザンチーズをその場でグラインドしながら振りかけていただく。

パフ・ペストリー・カスタード・ソース($12)。カスタード・ソースがとベリーが入ったパフ・ペストリーはあっさりしていて、ペロっといけてしまう。バターを控えめに作っているという心遣いの、甘すぎずコッテリすぎないマスト・イートの一品。

トニーノ・グエッラというフェデリコ・フェリーニの映画作家の詩「これは壁です、そして、走り書きです」

店内

開店してちょうど1年を迎えたばかりだが、すでに、「グッド・フード・ガイド」に掲載されている実力のあるイタリアン・レストラン。ブロンテ・ロードをボンダイ・ジャンクションからブロンテ方面に5分程歩いた位置にあり、店内は入って右側一面がイタリアの写真、左側にはトニーノ・グエッラというフェデリコ・フェリーニの映画作家の詩「これは壁です、そして、走り書きです」が印象的だ。 シュフのアンドレアはエミリア-ロマーニャ州出身で、その地方の料理がベイスになっている。彼の得意は手作りのパスタ。その日のうちに使い切るというフレッシュさが特徴。しかも、メニューのすべてのパスタは手作りという稀なレストランでもある。取材に登場したのはホームメイド・カプレティ・ウイズ・アスパラガス。リコタ、パスメザン、ストゥラキーノという3種類のチーズがトラディショナルなハット型のパスタの中に入り、あっさりのホワイトソースと濃い味のアスパラガスが見事な一品。そこにさらに新鮮なパルメザンチーズをその場でグラインドしながら振りかけていただく。 炭焼き(チャコール)も彼の得意料理。グリルド・キング・プラウンのパイナップル&タイム・ソースは、炭の香りにぎゅっと身の詰まったエビのエキスを引き立たせ、さわやかな夏が口一杯に広がる。 グリルド・カラマリはちょっとだけパン粉をつけて、肉で言えばレアという焼き加減なのだろうか、イカ好きにはたまらない、ふわふわな感触だ。レイズンとバルサミコのサイド・サラダが添えられている。この炭焼きメニュー、全然ガーリックを使ってないのもしっかりと素材を味わえるポイント。 カスタード・ソースがとベリーが入ったパフ・ペストリーはあっさりしていて、ペロっといけてしまう。バターを控えめに作っているという心遣いの、甘すぎずコッテリすぎないマスト・イートの一品。ワインはすべてイタリア産。気さくなオーナーに、料理にあうワインを気軽に相談してみて。

Amarcord
96 Bronte Road, Bondi Junction
☎(02)9369-4071
月~日6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*情報は2010年12月18日時点です。

Score 14/20 by SMHGFG2011



日本人シェフの繊細なイタリア料理、シックスティーン

フィグ・ウィズ・プロシュート・ゴルゴンゾーラ・クリーム($21)

いわしのパスタ(アントレ$21/メイン$27)

ホウレんソウとリコッタ、卵の黄身のラヴィオリ、バターのはいったナポリターナ・ソース($21)

店内

シドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイド2ハット受賞のブオン・リコルドで5年腕を振るった日本人・龍(りゅう)シェフが、今年2月25日に開店したばかりの気になる店。既に地元の常連客がつき、金、土は予約なしでは入れないほどの人気だという。高い天井、モダンな内装だが、同時に落ち着いた雰囲気。

メニューは、アントレ3品、パスタ3種、メイン5品、サイド4品、ドルチェ3品、そしてボードのスペシャル・メニューが常時5品。アントレではチェアド・トラウト($16)とアンティパスト($15)が人気、メインでは、バルサミコを使った酸味のある甘さのソースが魅力の和牛のパンフライ($33)が大人気だそう。ドルチェは自家製のオレンジ・タルト、チョコレート・ムース、アフォガート。ワイン・リストは、イタリア産をメインに、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド産もあり、イタリアのビールも飲める。

取材時には本日のスペシャル・メニューから3種紹介してもらった。自家製パスタを薄く伸ばして作ったラヴィオリは、リコッタとホウレンソウ、そして卵の黄身が入っていて、割ると中から黄身がとろりと出てきて、ナポリターナのソースにコクをもたらす。そのまま、またはパルメザン・チーズをかけて、最後はサワードウのパンで楽しもう。

プロシュートで巻いたイチジクにゴルゴンゾーラ・チーズ・クリームがかかった一品は、暖かくさわやかなイチジクがプロシュートの塩味と臭みのないゴルゴンゾーラの濃厚さにマッチした見事な味わい。

イワシのパスタは、ケイパー、オレガノ、トマト、チリ・オイルのソースにオレンジの果汁と白ワイン・ヴィネガーでマリネした刺身レヴェルの新鮮なイワシにちょっとだけ火を通して混ぜ合わせたソースにリングイニが素晴らしく合う。あっさりでくせになる美味しさなだけでなく、日本人を唸らせるアルデンテの茹で加減も最高!

仕入れによっては和テイストのイタリア風しめサバなどのスペシャル・メニューにお目にかかれるかもしれず、そちらからも目が離せない、足繁く通いたいレストランだ。

 

16 – Sixteen

236 Military Rd., Neutral Bay

(02)9909-0160

ディナー(火~日)6PM~9:30PM(ラストオーダー) 月休

酒類ライセンスあり BYO(ワインのみ)



ナポリ・スタイルの”もっちり”ピッツァ、ルチオ・ピッツェリア

アンティパスト・ミスト・フォー・トウー($26)。コロッケ、ライス・コロッケ、ドウで作られたスティック・パン、ロースト野菜、リコッタ・チーズ、オリーブ3種、柔らかく香ばしいプロシュート&メロン、と盛りだくさん。

フレット。モッツアレラ、チェリー・トマト、ロケット、プロシュート&シェイブド・パルメザイン($21)。弾力のあるピッツァのドウは、ピッツァの本場ナポリ出身のルチオならでは。それに最高の具を載せ、アツアツでいただく。モッツァレラもごくあっさりで、プロシュート、ロケットなどの生の素材が口の仲に新鮮さをもたらす。

トルティーノ・アル・チョコレート($12.50)。外側がカリっとしていて、食べると中からアツアツのチョコレートが溶け出し、ヴァニラ・アイス・クリームの冷たさがまたたまらない。

店内

パーマー・ストリートの白いコンプレックスの中庭に面したウォーク・イン・オンリー(予約不可)のルチオ・ピッツェリアには、夕方6時少し前になると、わらわらと人が集まり、一気にテイブルが埋まっていき、6時過ぎると満席状態! 満席の場合は電話番号を残して近くのパブで飲んでると、テイブルが空くと連絡をもらえるシステム。オーナー・シェフ、ルチオの作るナポリ・スタイルのピッツァは開店して2年でこんなに人気だ。
「ピッツァばかりではなく、何でも美味しい」とすべて食べたことがあるという常連さんが隣の席から声をかけてくれる。スタッフも明るく丁寧にサーヴィスしている、気持のいい雰囲気の店。
取材時、アントレには大人気のアンティパストの盛り合わせを紹介してくれた。3人で食べても多いくらいの量。コロッケ、ライス・コロッケ、ドウで作られたスティック・パン、ロースト野菜、リコッタ・チーズ、オリーブ3種、柔らかく香ばしいプロシュート&メロン、と盛りだくさん。ピザともよくあう、軽い赤、ハウス・ワインのキャンティーナをサーヴしてくれる。ワインはやはり一番イタリア料理とあうという理由からイタリアン産が勢ぞろいだ。
弾力のあるピッツァのドウは、ピッツァの本場ナポリ出身のルチオならでは。それに最高の具を載せ、アツアツでいただく。モッツァレラもごくあっさりで、プロシュート、ロケットなどの生の素材が口の仲に新鮮さをもたらす。
すべて手作りのデザートの中でも、忙しくない時だけのメニューといって取材の為に特別に出してくれたのは、オーダーを受けてから10分かけて焼き上げる、トルティーノ・アル・チョコレート。外側がカリっとしていて、食べると中からアツアツのチョコレートが溶け出し、ヴァニラ・アイス・クリームの冷たさがまたたまらない。とろけるチョコに、全身とろけてしまった。

Lucio Pizzeria
Shop 1, 248 Palmer St., Darlinghurst, 2010
☎(02)9332-3766
水~月6PM~10PM
酒類ライセンスあり

*2011年3月5日の情報です。

Score 14/20 by SMHGFG2011


ファイン・ダイニングでヴィーガン料理も堪能、オットー・リストランテ

ベイビー・ハーブとピスタチオ、ホースラディッシュをあしらった薄切りビートルート($24)

ヴェジタブル・スパゲッティ($24)

ミックス・ベリー、アガ(寒天)・ジェリー、レモン・ソルベとオーガニック・フラワー($18)

店内

外観

ウルムルー湾のウォーター・フロントの1ハット・レストラン。48時間前ならテイスティング・メニュー($130、マッチング・ワイン付きは$190)をヴィーガン一色でリクエストできるという貴重な店。見た目も美しく飾られた料理はヴィーガンやヴェジタリアンではくともそそられる。取材時、隣のテイブルでは、1人がヴィーガン、1人がステーキ、1人がパスタと3人3様に料理を楽しむグループを目撃。
ア・ラ・カルト用に常備されたヴィーガン・メニューは5種(アントレ$24、メイン$34)で、当然デザート($18)もあり、取材にはそれらのメニューを紹介してくれた。
まず、新鮮で弾力のあるサワードウ2種が運ばれ、たっぷりのオリーブ・オイルを注いでくれる。ほどなく、薄切りビートルートのディッシュが運ばれるが、その美しさにまず目を見張ることになる。0.5ミリほどのごく薄切りスライスと1cm角のキューブのビートルートがマカデミア・ナッツのようにカットされたホースラディッシュや花とベイビー・ハーブとともに盛られている。口当たりがよく、さわやかであっさりとした上品な味わい。
野菜スパゲティは、キュウリ、人参、ポテトを麺状にし、ディル、ミントなどのハーブとバジル、レモン、シャルドレー・ヴィネガーを使ったチェリー・トマト・ソースに浸していただく、これまた夏のさわやかさが口一杯に広がる一品。とにかくメインもデザートも美味しさにうっとり。
これまでのヴィーガンのもつ味のイメージが一掃され、「ヴィーガン料理は上品で美味しいもの」という形容に上書きされるのを感じるだろう。メニューは季節や仕入れの野菜で変わり、冬にはステーキ状のナスのディッシュがあるそう。
ヴィーガン以外にも、乳製品使用のヴェジタリアン・メニューもある。ビートルートとゴート・チーズのラヴィオリ($29)、スィート&サワー・トマト・ソースのヴェジタリアン・スパゲッティ($30)、ブッラータ・チーズのスピナッチ・リゾット(アントレ$29、メイン$39)など。

Otto Ristorante
Area 8, 6 Cowper Wharf Rd., Woolloomooloo
☎(02)9368-7488
月~日12PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

★1 Hat, Score 15.5/20 by SMHGFG2011


ハーブとチーズの使い方が抜群、カフェ・ソプラ ウォータールー

ソイ・ラテ

フリタータ・ウィズ・ゴート・チーズ&ベイビー・バジル($14)

シェイブド・フェネル・ウィズ・レッド・ラディッシュ、ロケット&レッジアーノ($18)

クリスプ・ポメンタ・ウィズ・ゴルゴンゾーラ・ソース&オイスター・マッシュルーム($18)

店内のボードにメニューが

店内

ウォータールーのダンク・ストリートは知る人ぞ知るギャラリーやお洒落なレストランが並ぶ通り。その中ほどのウエアハウスに、ヴェジ・ショップ「フラテッリ・フレッシュ」があり、その2階にある同店系列の1ハット受賞のデリ&カフェ・ソプラがこちら。
創業7年の同店の名前の由来は”2階”という意味。シェフ、アンディ・バーン氏がオープン以来ずっとメニューを手がけていて、3年前にはポッツ・ポイント店、1年前にはウォルシュ・ベイ店も開店。同じ味を楽しめる。 
フラテッリ・フレッシュ系列とあって新鮮な素材を生かすことに長けている。取材時はクィーンズランド州の災害の後で、お得意の芽キャベツのスライスのサラダが残念ながら難しい状況だった。しかし、フェネルが極薄切りにスライスされ、レッド・ラディッシュとレッジアーノ・チーズのスライスのレモン・ヴィネガレット味のサラダがメニューに。暑い夏に、レモンがすっきり感をもたらし薄いスライスの素材が軽さを与えてくれる一品。
スクランブル・エッグのようなフワフワ感の卵料理、フリタータには、ゴート・チーズがクリーム状に溶けて、芽が出たばかりのベイビー・バジルが散っていて、さらにパルメザン・チーズが。シェフの抜群のセンスが感じられる。
ポレンタとパルメザン・チーズとミルクでできたパンケーキに、クリーム状のゴルゴンゾーラ・ソースとオイスター・マッシュルームを組み合わせた一品もカフェ・メニューの域を超えていて驚かされる。
もちろんコーヒーの味も素晴らしく、苦みがあり濃いめなのに軽くてフレッシュ。
昼からイタリアン・ワインと味わうのもオツ。取材時は子ども連れの客が多かったが、週末はファミリーで賑わうそう。キッズ・フレンドリー。買い物も併せて利用できるのも嬉しい。12人と16人用のプライヴェイト・ダイニングもある。

Cafe Sopra – Waterloo
Upstairs, Fratelli Fresh, 7 Danks St., Waterloo
☎(02)9699-3174
月~金10AM~3PM、土8AM~3PM、日10AM~3PM 
酒類ライセンスあり

★1 Hat, Score 15/20 by SMHGFG2011


バルメインまで食べに行く価値ありのピッツァ、ロッソ・ポモドーロ

マルガリータ($17)

ディヴォラ($19)

パタテ・エー・サルシッシア($21)

店内

同店ピッツァのルール。2種類のピッツァ・メニューを1枚の真ん中で分けたハーフ&ハーフはなし、ハム&パイナップルもなし、イタリアのモッツアレラ・チーズのみ使用、イタリアン・ピッツァで使用するトッピングのみ、イタリア認定ピッツァ職人による石焼きピッツァ。この店のピッツァを食べると、我々が普段口にしているそのへんのピッツァはオージー・ピッツァなのだと実感させられる。それほど同店のピッツァはシンプルなのに奥行きを感じさせるイタリア北部ボローニァの本格的な味。

バルメインのはずれのホワイト・ベイと呼ばれる海の側に位置する同店は、赤が基調の明るいモダンなデザインの内装で、創業5年半。メニューはいたってシンプルで、トマト・ベイスのピッツァが11品、トマト・ベイスではないピッツァが品。パスタ3品、サラダ3品、アンティパスト(アントレ)4品、ドルチェ(デザート)が5品。いずれも厳選されたイタリア素材を用い、非常にオリジナリティある味を提供している。

週末は絶対に予約が必要な繁盛店で、平日も予約をすることをおすすめしている。店が満員の上、テイクアウェイの客でも賑わう。それほどの味なのだ。ドウ(生地)の素朴な美味しさと味わい深いトマト・ベイス、コクのあるイタリア産モッツアレラの基本コンビネーションだけで大きく頷ける満足感。マルガリータは、フレッシュ・バジルと、仕上げにナチュラルな甘さのオリーブ・オイルをかけてある。ホット・サラミ、赤、黄ピーマンが載った、ディヴォラ(DIVOLA)はとにかく辛いが、そんじょそこらのメキシカン・ピッツァとはわけが違う、と主張してるイタリアの辛さなのだ! また、パタテ・エー・サルシッシアは、イタリアのソーセージ、ポテトのスライス、そしてフレッシュ・ローズマリーが香る一品。”ピッツァ一枚”というよりは、”料理一品”と呼ぶのにふさわしい。

ロッコ(トマト、イラリアン・モッツアレラ、ロケット、プロシュート、パルメザン)($23)も人気の高いメニュー。ほかのメニューも必味! これぞイタリアのピッツァだというシンプルで豪華な味の探検にいこう。なお、最後のルールは、「コーケージ」なし。シドニー中探してもなかなかない嬉しいルールだ。

 

Rosso Pomodoro

91/24 Buchanan St, Balmain

(02) 9555 5924 

火~日6PM 10PM
BYO(コーケージなし)



創業24年の2ハット・イタリアン、ブオン・リコルド

スライスド・キングフィッシュ・ウイズ・ポメグラネイト・キャンディド・オレンジ・アンド・エクトラ・ヴァージン・オリーヴ・オイル($29.50)

クランブド・ヴェール・ロールド・ウィズ・スピナッチ・ナツメグ・アンド・パルメザン・グリルド・アンド・ドリズルド・ウィズ・エクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイル($39.50)

ヌーガ・セミフレッド・オン・ア・ピスタチオ・センテッド・クリーム、サーヴド・ウィズ・キャンディド・フルーツ($21)

シェフのアマンド・ペルチョコ氏

店内

バウンダリー・ストリートのちょうど中ほどにある濃いサーモン・ピンクの建物が目印のレストラン。シェフのアマンド・ペルチョコ氏とともに、既に24年も営業している。
外から全く見えない店内は、まるで別世界のよう。花柄の椅子、ピンク、赤、黄などの強い色をところどころに利かせたモダンでクリーンなイメージに、さらに彫刻、絵なが加わりさり気なくアーティスティックだ。ガラス戸越しのオープン・キッチンからは楽しそうな雰囲気が伝わってくる。きっちりお洒落をした客が来店。常連さんが多いようで、アマンドさんがお客さんと気軽に会話を楽しんでいる。ワインはデキャンタに入れてサーヴしている。
アントレがまたアーティスティック。ごく薄切りのキング・フィッシュ(ヒラマサ)がエクストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルとオレンジ・ジュース、ざくろジュースにひたっている様は、まるでグラフィック・アートを食べているよう。ざくろとオレンジの爽やかさに背筋がすっと伸びる感じ。
メインは子牛の薄切り肉の中にぎっしりとホウレンソウのソテーを詰めたもの。パン粉を付けて焼いてあるためサクッとした感触の後、柔らかな子牛の中のホウレンソウの味がパルメザンの風味とともにまよやかになって広がる、軽い肉料理。
デザートもまさにアート。ピスタチオ入りのクリームを固めたセミフレッドに、キャンディにしたフルーツとヌガーが周りに散りばめられている。濃厚なクリームにチェリー、リンゴ、あんずの酸っぱみと、ヌガーのクランチー感のヴァラエティが楽しめる一品。
ブオン・リコルドといえば、昔から変わらないフェトチーニのクリーム&パルメザン和えに、トリュフの香りを染み込ませた卵を使って目の前で目玉焼きを作って載せてくれるシュグネチャー・デイッシュ($34.50)もぜひお試しを。また、レシピ本「ブオン・リコルド・クック・ブック(Buon Ricordo Cook Book)」($65)が半年前にでたばかり。本には同店秘蔵メニューのレシピも満載。

Buon Ricordo
108 Boundary St., Paddington
☎(02) 9360-6729
ランチ/金土12PM~3PM、ディナー/火~土6PM~10:45PM
酒類ライセンスあり

★★2 Hats, Score 16.5/20 by SMHGFG2011


ファイブ・ドックのローカルがすすめる店、ティピコ・トラットリア・ピッツァリア

オントレは新鮮なバジルがはいって上品にふわふわに仕上がったグリルド・ホワイト・ベイト($16.50)

素材の美味しさが香ばしいピッツァ・ベイスと合体。プロシュートとロケットのピッツァ($19)

ガーリックとチリでちょっとピリ辛、リングイネ・マリナーラ($21)

日本人の口に合うこと間違いなし。弾力のある濃厚なプリンにあっさりコーヒー味。甘酸っぱいキャラメライズド・トフィー・ソースを絡めて。コーヒー・パンナ・コッタ($10)

店内

ファイブ・ドックのメイン道路グレート・ノース・ロード沿いにある店。裏にはカウンシルのパーキングがあり、午前8時から午後6時までは2時間、午後6時過ぎればフリー・パーキングになるという好立地だ。
4年前にオープンしたこの店は、グルメ・サファリ・ツアーでも30人程の人々が毎月1~2度訪れ、地元の常連も口コミで人から人に伝わる人気店。薄いクリーム色を基調にした壁には、のどかな風景画が飾られ、木目のテイブルが並び心地よさが伝わって来る店内でくつろいで食事を楽しめる。
食材にこだわりをもち、なるべく地元で採れた新鮮なものを使用するという。オーダーが入ってから素材を切って調理をするというスタイルで、さらに新鮮さもアップ。同店人気のウッドファイヤー・ピッツァのトッピングも、多種類のトッピングを一度に載せるわけではないので、素材の持ち味を生かした美味しさを追求しているという。プロシュートはアデレイドのサンマリノを使用、モッツアレラ・チーズはシドニー産、パルメザンはこだわりがありイタリア産…など。もちろんパスタはアル・デンテだ。サイドのサラダもフレッシュで、バルサミコ・ドレッシングにより美味しさを引き出している。
ドルチェ(デザート)もホームメイド。ティラミス、ベイクド・リコッタ・ウィズ・ミックスベリー、チョコレート・ペア・プディング、コーヒー・パンナ・コッタ(各$10)、ナテラ・ピッツァ・ウィズ・アイスクリーム($13)、いずれも絶品だ。
6名以上のグループ、金・土のディナーは絶対に予約が必要。また、80人までのファンクションも可能。

Tipico Trattoria Pizzaria
86 Great North Rd., Five Dock
☎(02) 9713-5122
ランチ/火~金とマザーズデイ、ファザーズデイ12PM~3PM、ディナー/火~日5:30PM~10:30PM
BYO


入り口にある本格ウッドファイヤー・オーブンが目印、ナポリ・イン・ボッカ

一番人気ピザのカプレセは、ソース、ボッコンチーニ・チーズがのって焼かれ、サーヴ寸前にフレッシュ・バジルとエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルがふりかけられたシンプルなピッツァ。($18)

天ぷらみたいにサクサク、中はしっとり、とろっとして癖のない味、フライド・ホワイトベイト・パテ($22.90)

パスタで人気が高いのは、マッスルがぷくぷくしてジューシーなスパゲッティ・マリナーラ($18.90)

イカめしを思い起こさせるが、中はピピ貝、海老、イカと卵がスタッフされている。あっさりながらコクのあるソースをたっぷり絡めて。カラマリ・リピエニ($22.90)

ボッコンチーニの食感をフレッシュなバジルとトマトで。カプレセ($11.50)

一口食べたら止まらないホーム・メイドのティラミス($9.50)

コクがありクリイーミーなリコッタの周りはリッチでサクサクのクッキーみたい。ヴァニラ・アイスクリームと絡ませて。リコタ・ベイクド・チーズケーキ($9.50)

本格ウッドファイヤー・オーブン

店内

ラムジー・ストリートとダルハウジー・ストリートの交差点から20メートルほど入ったところに位置しているナポリ・イン・ボッカはアイ・ラブ・フード・アワード2009でNSW州のベスト・ピッツァに選ばれたウッドファイヤー・ピッツァが有名な店。入り口の左にはまず、大きなオーブンがあり、その中で木がメラメラと燃えているのが見える。ガスを使わない完全に燃える木の火力だけのオーブンは、開店の1時間半前に火を入れて待機している。ドウも寝かされて客を待っている。オーダーが入ってからドウを延ばし、450~480度のオーブンの中で約2分間焼くと、香ばしい香りが広がる。載っているものはシンプル。熱々のうちに、客に運ばれる。
天井の高いレストラン内はサンド・ストーンの壁に木の柱、シンプルなライトがポイントで、赤いギンガム・チェックのテイブル・クロスがよく映える。月曜の夜だというのに、あっという間にテイブルが埋まっていく。
ピザはスターターでいただき、パスタ、リゾット、サラダ、または肉やシーフードのメイン・ディッシュをいただくなど、楽しみ方は千差万別。バーにはワインをはじめ、リキュールもそろっている。マネジャーのフランコ氏が何でも必要に応じて承ると申し出てくれた。マネジャーをはじめ、陽気でお茶目なウエイターが気の利いたサービスを提供してくれる。
週の初めの早い時間以外、ブッキングは必須。大人数でいろいろなディッシュをほおばろう。

Napoli in Bocca
73 Dalhousie St., Haberfield
☎(02) 9798-4096
ランチ/水~日12PM~3PM、ディナー/月~木6PM~10PM、金土6PM~11:30PM、日5:30PM~9:30PM
酒類ライセンスあり