オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

シドニー” タグの投稿

ヨーロッパのカジュアルなダイニング、エッチ

オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク(コンフィット・ペチュナ・オーシャン・トラウト、スモークド・スカロップ、アントレ$25)

イエローフィン・ツナのカルパッチョ(カルパッチョ・イエローフィン・ツナ、スパナクラブ、料金未定)

ピクルド和牛グリル、チャーグリルド和牛スコッチ、コーンビーフ・コロッケ(料金未定)

ホワイト・チョコのクリーム・カラメル、ズココ・チョコレート・フォンダン、三層のチョコレート・ケーキ、チョコレート・アイスクリームとチョコ・ミルク・シェイクのスイーツのテイスティング・プレート(取材仕様)

5スター・ホテル、インターコンチネンタル・ホテル・シドニー内のレストラン。ブリッジ・ストリート側(フィリップ・ストリートの角)入り口があるほか、ホテル内からも入れるようになっている。重厚な造りの壁に外側は大きな両開きの木の扉をくぐると、天井の高いアンティーク調のエレガントな空間が広がっている。花をモチーフとし、壁紙や大きな照明の内側に花のプリントがあしらわれ、華やかさを醸し出しているが、壁にかかっている絵はユニークかつアーティスティックで面白い。半地下のような造りで、窓からは見上げる形で通りが見える。「ファイン・ダイニングすぎず、カジュアルすぎないモダン・ヨーロピアンで、新鮮な素材を使っていることが特徴」とシェフのジェイムズ・メットカルフェさん。得意はオーシャン・トラウト料理。
ということで、まずは「オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク」を紹介してくれた。クイーンズランド産の甘いホタテが炙ってあり、舌の奥をピリピリと刺激するワサビ・ソースとそれを緩和させる大根がスライスと角切りの両方で皿の上を華やかにしている。新メニューという「イエローフィン・ツナのカルパッチョ」は、ピスタチオ・ビネガー、スパニッシュ・オニオン、赤黄のピーマン、キュウリという素材が目にも爽やかな夏のメニュー。メインは様々な異なる調理法の和牛で、八角の香りのニンジン・ピューレが添えられている。デザートは4種類どれもパーフェクトだが、特に甘さがかなり控えめなダークな「フォンダン・ショコラ」はナッツとチョコレートの飾りのほろ苦さと生クリームとが記者の心を鷲掴みに。
ア・ラ・カルトのほかワイン付きのランチ・スペシャル($35)、テイスティング・メニュー($90、マッチング・ワイン$140)がある。
Etch Restaurant
62 Bridge Street, Sydney 2000
☎(02)9247-4777
ランチ(月~金)12PM~3PM、ディナー(月~土)5PM~late
酒類ライセンスあり

Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)


3ハッツ受賞店の絹のような舌触りのソルベ、エスト

スキャンピ入りのガスパッチョ($39)

鹿肉〜サラダ添え($59)

マンゴーとココナツ・ソルベ($29)

サーキュラー・キーとウィンヤード駅の丁度真ん中辺りに位置するエスタブリッシュメントのレヴェル1にある3ハット(SMHGFG)受賞のレストラン。外観もさることながらレストラン内部は中世ヨーロッパに迷い込んだかのよう。天井が高く、巨大な支柱がそびえるが、大きな窓からはシドニーの街並みを見下ろすことができ、なんとも落ち着ける雰囲気で、白が基調の優雅な食う編んだ。
シェフのピーター・ドイルさんは気さくで包み込むような温かさを感じさせる人物。スイーツ特集にはスライスして扇形に盛りつけた「マンゴーとココナツ・ソルベ」の一品を用意してくれた。
新鮮なマンゴーにキメの細かいソルベは絹のような舌触りで絡み合い、うっとりさせる味わい。
アントレも繊細な味わいの「スキャンピ入りのガスパッチョ」。2種類のトマトとスキャンピの香りが口一杯に広がる優雅な一品。メインは鹿肉。ほどよくレアで軟らかく臭みがなく、ブラック・プディング(血の塊)も絶妙の味わい。
ヴァレンタインなど記念日に利用する人が多いというのもうばずける最高の空間以上にサーヴィスを最も大切にしているという同店は、世界レヴェルで評価されているレストランでもある。

est.
1/252 George St., Sydney
☎(02)9240 3000
ランチ(月~金)12PM~2:30PM、ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり

Japaralia February 2012 スウィーツ特集掲載記事)


豪華な大人のグルメ空間、アクア・パッツァ

ブルスケッタ・デ・カーネ($22)

スキャンピのリングイネ($36)

カノリ・アッラ・シシリア($15)

広々とした豪華な空間にビジネス・ピープルがゆったりと歓談している。オーナー・シェフのマリオ・パカオコさんによると、一家4世代にわたってシェフの家系だそうで、「曾おじいちゃんのレシピを受け継いでいるんだよ」には脱帽。マリオさんの父親は一流店ブオン・リコルドのオーナー・シェフ。そんな料理界のサラブレッドとはいえ、自分の店をオープンしてわずか1年半で大人のビジネル・ピープル層を中心に絶大な人気を集めるに至ったのは見事。
エレガントで繊細なイタリア料理が売り。「ブルスケッタ・デ・カーネ」もみっちり身の詰まった薄切りのバゲットの上に薄切りの牛肉のスライスとシイタケとエノキ、アスパラとパルメザンチーズ、ロケット野菜のバランスが絶妙な一品。オリーブ・オイルは新鮮で甘い香りだ。「スキャンピのリングイネ」は、たっぷりのイタリアン・パセリと新鮮なチェリー・トマトにチリのソースが濃厚で、NZ産スキャンピと絡ませると口いっぱいになんともいえない風味が広がる。毎日手作りして、オーダーごとに茹でるパスタはつるつると舌触りよく当然アルデンテ。かなりの量に思えるが、重くないのでペロりとイケてしまう。
こちらもすべて自家製というデザートの中で一番人気の「カノリ・アッラ・シシリア」はパリっとしたペストリーの皮の中に、ほろ苦いチョコ・チップ入りのリコッタ・クリームが詰められ、意外にも軽やかな味わい。
マリオさんは自身の生まれについてこう語る。「確かにラッキーな境遇だけど、父は父、自分は自分、オリジナルなメニュー構成で勝負している」。イタリア料理を突き詰め、自分自身の料理とレストラン経営に打ち込んでいる真摯な姿勢が感じられた。味も細やかなサーヴィスも文句なしのレストランだ。

Acqua Pazza
1 Bent Street, Sydney
☎(02)9247-0851
ランチ(月~金)12PM~3PM、
ディナー(月~金)6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*2011年12月の情報です。(Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)
New Entry, Score 13.5/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


シドニーの素晴らしい風景の中で堪能するハット受賞の味、アルティチュード

4コース・メニュー($110)のファースト・コース、ウズラのロースト

4コース・メニュー($110)のサード・コース、ラム・ロインのロースト

4コース・メニュー($110)のデザート、ウォーム・ダーク・チョコレート・フォンダン

エグゼクティブ・シェフのスティーブ・クラシキさん

角に位置したファンクション・ルーム

斜めに設置された大型の鏡に映るオペラ・ハウス

世界に17のホテルを展開している香港ベイスのシャングリラ・ホテル。今年12月には古い建物を全面改装してパリにもオープンしたことで話題になっている。シドニーのシャングリラはサーキュラー・キーのロックス側という好立地で、36階にはシドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイドでも2ハットを受賞したこともあるレストラン、アルティチュードがある。まずその素晴らしい眺めに目を奪われる。窓から見えるだけではなく、奥の壁と天井の間に斜めに設置された大型の鏡があるため、レストラン内どこからでも外の眺めが望めるという斬新なインテリア。角に位置したファンクション・ルーム(16人まで)は総ガラス張りで、オペラ・ハウスとハーバー・ブリッジを眼下に見下ろす。旅行者でなくともこの景色には圧倒されるはず。
取材に応じてくれたエグゼクティブ・シェフのスティーブ・クラシキさんは、とても気さくで温かな感じの好人物。まずはアントレのウズラについて。2度調理するというこの料理、1度目は60度でポーチ(低い温度でコトコトとゆっくり加熱する調理法)。そのため、中がミディアム・レアの状態で非常に軟らかく、鶏よりも繊細な肉質はとろけるような仕上がりになり、外側が香ばしい。食べてみないとこの食感は分からない。同じ素材を違う調理法で皿に載せるのが彼流で、ソースのパンプキン・ピューレとパンプキンのローストなどがそう。
メインの南オーストラリア産ラムは、ロインとネックの2種類。ロインはまたしてもミディアム・レアで軟らかく、ネックはよく煮込んでありほどける軟らかさで脂っこさが削ぎ落とされている。栗を内蔵で煮込んだものが添えられている。
彼にシグネチャー・ディッシュを聞いたら「僕の場合、”シグネチャー素材”なんだ。今はラムとダック」だそう。1~2週間で少しずつメニューを変えているから、今回紹介したメニューはきっとこの文章をアップロードしたときは変わっているけれど、素材は絶対使っているとのこと。
デザートはアール・グレイに漬け込んだプルーン、プルーンとアルマニャック(フランスの高級ブランデー)のアイス・クリームが添えられて、「ウォーム・ダーク・チョコレート・フォンダン」は言葉も失うほどの美味しさ。
エピ・キュリオス(9コース$135、マッチングワイン付き$195)、4コース($110)、ア・ラ・カルトで楽しめる。ほぼ連日満席なので絶対に予約は必要。

Altitude
Level 36, 176 Cumberland Street, Sydney
☎(02)9250-6123
月~土6PM~10PM
酒類ライセンスあり

Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集掲載記事)


銀座で食べるより美味しい寿司、東

寿司アラカルト(コハダ、サヨリ、穴子、ウニ、マグロ、炙りサーモン)(時価/盛り合わせの場合10貫$36)

ビーフ・カルパッチョ($39)

カレイの唐揚げ($33)

高級グルメ&ショッピング・コンプレックスのチフリー・プラザ内に店を構えて10年を迎える、ハット受賞常連の高級和食店。2011年10月頃にはすっかり改装され様変わりしてる予定だ。
高級店の貫禄の握り寿司は、小ぶりで上品なキリっとしまった一流品。「銀座で食べるよりも美味しい」と評判の寿司の特徴は、完璧な江戸前。もちろんネタは南半球ならではの近海で獲れる美味しい魚で、マグロは一本買いをし一番いい部位を提供するなど、魚の選定、管理、下ろし、そして酢飯と握り方まで徹底して東スタイルの寿司を提供している。炙りサーモンはハラミを使用しバーナーではなくアミの上で直火で炙る。ウニは甘くて美味しいタスマニア産のみを使用など、東でしか味わえない一流の味を楽しめる。寿司カウンターがまた、とても落ち着く雰囲気。「気軽に来店して予算や食べたいものを伝えてください、お客様のご注文に可能な限り応えられます」と寿司シェフ。現在、スペシャルでサバの押し寿司($21)もあり、見逃せない。
「ビーフ・カルパッチョ」はベイビー・ハーヴの下にマッシュド・ポテトが敷かれ、ビーフのスライスとの相性が抜群。通常のタタキのイメージからは想像がつかない、とろけるような軟らかさのビーフだ。「カレイの唐揚げ」は、東の初期のシグネチャー・ディッシュのあんかけカレイの唐揚げを思い出させてくれる。カレイの身が甘く骨までパリパリ楽しめる。

Azuma
Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney
☎(02)9222-9960
ランチ(月~金)12PM~2:30PM
ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり


ギルティ・フリーの美味しくて健康的なクレープ発見、マザーズクレープ

キャラメル・ストロベリー・ソフトクリーム($6.80)

ヴェジタリアン($6.80)

クリーミーなしっとり感が満足の味、チキン・マッシュルーム($6.80)

ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ($5.50)

1998年創業、日本に40店舗以上展開する「ヘルシー、おいしい」がキャッチ・コピーのクレープ専門店。シンガポール、韓国、カナダ、そして香港にも展開、ついにオーストラリアへも昨年11月に上陸、年月をかけて開発した同社独自のクレープ生地とホイップ・クリームを使ったあの味がシドニーでも楽しめるようになった。ワールド・スクエア店のほかパラマタのウエストフィールドにも出店。
食物繊維が豊富な小麦粉(ふすま小麦粉)を使用しているからシリアルの50%もの食物繊維を保有。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルのバランスも抜群なクレープ・ミックスにフリー・レンジの卵を使い、オイルなど一切引かずに焼くヘルシーさ。ホイップ・クリームはなんと動物性ではなく植物性のファットを使用しているため、通常50%含有する脂肪分はマザーズクレープの場合たったの26%、しかもコレステロール値も低い。
と偉そうに書いているが、これだけの能書きを知ったのは実は味わった後。クレープはしっとりとしてモチモチ感があり、薄くてもしっかりしている。そしてクリームはふんわりとコクがある満足の美味しさ。食べた後にクリームで胸焼けしないのはこの秘密のレシピのおかげだと納得!
メニューは、チョコやストロベリー、シナモンなどから選べるホイップ・クリームの「スタンダード」6種、果物をプラスした「デラックス・クレープ」が7種、「プレミアム・クレープ」13種、「アイス・クリーム・クレープ」6種(抹茶白玉あずきクレープという和のメニューも発見)、ラップ・サンド感覚の「デリ・クレープ」もクリーミーなしっとり感がたまらない「チキン・マッシュルーム」($6.80)など、なんと24種もある。さらに暖かいスイート、ヌテラ・バナナなどの「ホット・クレープ」が6種も。そしてベルギー産のチョコレートを使用している「プレミウム・チョコ・クレープ」は「ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ」($5.50)といった具合にビター9種、ミルク4種、ホワイト5種、ビター&ホワイト6種と盛りだくさん!

Mother’s Crepe
ワールド・スクエア店:Shop 9 K5B, World Square Shopping Centre, 680 George St., Sydney
日~水9AM~9PM、木~土9AM~10PM 無休
ウエストフィールド・パラマタ店:Shop 1167, Westfield Paramatta, 159-175 Church St., Paramatta
月~水・金7AM~6:30PM、木7AM~9PM、土日9AM~6:30PM 無休

*2011年8月の情報です。


日本人の口に合う台湾の家庭料理と麺の店、ヌードルス・ユア・ウエイ

スパイシー・ビーフのヌードル・スープ($9.80)

ポーク・リブ入りのヌードル・スープ($9.80)

煮込みビーフのヌードル・スープ($9.80)

ワールド・スクエアの地下1階、コールスやアジア・スーパーマーケットがある一角、ナンドス(ファスト・フード)の隣りにドアがない店がある。オーナーのアニーさんは昨年9月の同店オープンのことを知人にさえ知らせず、当然広告展開も一度もしないながら、ふらりと来た客が常連になったり友達や知り合いを連れて来たりでオープンから1年弱の今では大人気店へ。記者も一度でファンになってしまったのは、台湾の優しい味わいが日本人の郷愁に触れるからなのだろう。特に日本食と似ているわけではないのに、家庭料理が持つ万国共通の何かがそうさせるのだろうか。アニーさん曰く、「韓国の客もタイの客も”お母さんの味”と言うから不思議」
卵麺を使うスープ・ヌードル各種はあっさり鶏のスープや、辛いスパイシー・スープなどさまざま。載せる具も豚の角煮や豚挽肉、煮卵、豆腐煮など。さらに、新登場の麺が6種あり、台湾で人気の3カップ・スープの麺も3種登場だ。しょうゆ、砂糖、油をそれぞれ1カップずつ使用しているから”3カップ”と呼ばれているのだそう。人気メニュー「煮込み(braised)ビーフのヌードル・スープ」はクリアなスープであっさり味。「スパイシー・ビーフ・ヌードル・スープ」は汗が出るほどの辛さだが、味は決してクドくない。記者がファンになったポーク・リブ入りのヌードル・スープは唐揚げなのにこちらも全く油っこくないのだ。スープ・ヌードルの上に載っていてもカラっとしているから不思議。
スープ・ヌードル以外にも、ドライ・ヌードルやご飯ものも揃っているが、その他、2種または3種のおかずを選ぶライス付きのディッシュが人気だ。日替わりの10種類程のおかずから選べる。前述の通り家庭料理をベイスにしていて野菜も豊富だから毎日食べても飽きず、中には1日2回も来る客もいるそう。レストラン・クォリティの料理がフードコート価格なのは本当に良心的だ。

Noodles Your Way
Shop 18, Ground Level, World Square shopping centre
☎(02) 9383-8688
11AM~10PM(無休)


ママのマケドニア料理とこだわりのコーヒー、ミレコ・エスプレッソ・バー

ミレコ・コフタ・バーガー($14.50)。牛挽き肉とハーブとスパイスを混ぜ合わせたホーム・メイドのコフタ・パテ(香料を効かせたミートボール)、スパニッシュ・オニオンのソテーと新鮮野菜が弾力のあるバンズに挟まれ、ともすればソースなどいらない美味しさ。

ブレク、バターミルク&ショプスカ・サラダ添え($13.50)。パイに似た、ホウレンソウとリコッタを詰めたペストリー。それをバターミルク(発酵乳)にくぐらせるか、ブレクを食べた後にバターミルクを飲むかは自由。バターミルクは甘くない飲むヨーグルトに似て、ブレクの後味をサッパリさせてくれる。付け合わせのショプスカ(shopska)・サラダはサイの目のトマト、赤ピーマン、きゅうりなどがパセリとともに和えられ、スパニッシュ・オニオンの辛さが引き立ったナチュラルで新鮮な一品。

カプチーノ($3.30)、ソイ・カプチーノ($3.80)

ラジオ局2デイFMとトリプルMがワールド・スクエアのゴルバーン・ストリート沿いにある。その地上階部分にあるのは姉妹店ミレコ2で、ビルの入り口の階段を登るか、ワールド・スクエアの中庭側からの入り口を入るとロビー部分にあるカフェがミレコ。客席の奥にはラジオがオンエアされるスタジオが見れる。もう一方の客席部分の後ろの壁には有名人のサインがひっきりなしにある。ミレコというのはマケドニア語でミルクという意味だそう。
一般的なカフェ・メニューと、オーナーのナーダさんが作るマセドニア料理を基盤としたメニューの数々が毎日新鮮な素材を使って用意されているのが魅力。「ミレコ・コフタ(kjofte)・バーガー」は、牛挽き肉とハーブとスパイスを混ぜ合わせたホーム・メイドのコフタ・パテ(香料を効かせたミートボール)、スパニッシュ・オニオンのソテーと新鮮野菜が弾力のあるバンズに挟まれ、ともすればソースなどいらない美味しさなのだ。
「ブレク(Burek)」はパイに似た、ホウレンソウとリコッタを詰めたペストリー。それをバターミルク(発酵乳)にくぐらせるか、ブレクを食べた後にバターミルクを飲むかは自由。バターミルクは甘くない飲むヨーグルトに似て、ブレクの後味をサッパリさせてくれる。付け合わせのショプスカ(shopska)・サラダはサイの目のトマト、赤ピーマン、きゅうりなどがパセリとともに和えられ、スパニッシュ・オニオンの辛さが引き立ったナチュラルで新鮮な一品。ほかにも1日中オーダーできる朝食メニュー、サラダ、サンドウィッチ、それにスイーツや手作りマフィンも見逃せない。
もうひとりのオーナー、ディヴィッドさんの煎れるコーヒーは深みのあるクリーミーな味わいで、マイカップ持参の常連が多いのもうなずける。今回の特集取材にあたって記者が毎回通った居心地の良い隠れ家的なカフェでもある。

mLeko Espresso Bar
Shop 10.53A, 50 Goulburn St., Sydney
☎(02)9267-3636
月~金6:30AM~4:30PM

*2011年8月の情報です。


美味しいとんかつと定食の店、みそ

ひれかつセット($17.50)。ポーク・ロインを使用。唸るほど軟らかくて美味しいさすがのひれかつ。味噌汁とポテト・サラダ、そしてキュウリの酢の物とサラダが付いている。

みそ弁当($18.80)。味噌かつに刺身、ソフトシェル・クラブ、牛つくね、卵焼き、厚揚げ、かまぼこ、春巻き、ポテト・サラダとフルーツがついている。

ちらし寿司&和牛セット($20.80)。軟らかく脂肪分が少ない脇の部分の和牛ステーキと、しっかりとした味付けのサーモンの刺身にいくらが載ったちらしがついてくるのが豪華。

ワールド・スクエアのピット・ストリート側の入り口の近くにある、とんかつが美味しい定食店。こだわりのある素材でクオリティの高い健康的な食事を08年3月のオープンから3年以上提供し続けている。
同店の一番人気は「とんかつ」。フリーレンジ(放牧)&穀物飼育の豚肉を使用、その豚をきちんとマネージャー自ら視察に行き、納得の上で使用。サクサクな衣は生パン粉を使っているから。このサクサクさ加減に加え、贅沢な肉厚さ、ジューシーさの3点においてシドニーで最高のとんかつだい自信を持って提供しているという。とんかつ、味噌カツ、おろしカツ、かつ玉、かつカレー…とさまざまなメニューで楽しめるほか、コンボでうどんまたはちらしとのセットもある。
そんな中、新メニューの「ひれかつセット」はそのポーク・ロインを使用。唸るほど軟らかくて美味しいさすがのひれかつ。味噌汁とポテト・サラダ、そしてキュウリの酢の物とサラダが付いている。炊きたてのご飯のクォリティにも大感激。一粒ずつがピンとしっかりしており、ほのかに自然の甘みを感じさせる炊き上がりだ。
「みそ弁当」は味噌かつに刺身、ソフトシェル・クラブ、牛つくね、卵焼き、厚揚げ、かまぼこ、春巻き、ポテト・サラダとフルーツがついている。
「ちらし寿司&和牛セット」は、軟らかく脂肪分が少ない脇の部分の和牛ステーキと、しっかりとした味付けのサーモンの刺身にいくらが載ったちらしがついてくるのが豪華。
なお同店はテイクアウェイにも定評があり、企業から一度に何百食分ものお弁当のオーダーが入ることもあるという。ランチ・タイム限定の$10以下のお弁当も7種類あり、昼も夜もオーダー可能なおテイクアウェイ・メニューにはイート・インと同じクォリティのとんかつ弁当が$14.80とお得だ。事前に電話オーダーをすると待たなくていいそう。

Miso Japanese Restaurant
Shop 20, World Square, 123 Liverpool St., Sydney
☎(02)9283-9686
ランチ(月~金)11:45AM~3:30PM
ディナー(月~土)5:30PM~9:30PM
BYO

*2011年8月10日の情報です。


ポピュラーで旬な上海レストラン、テイスト・オブ・シャンハイ(上海天国)

上海小龍包($8.80)。オーダーが入ってから皮を練り、伸ばし、包み、そして4分蒸してサーヴするフレッシュさが売り。

豚の角煮と煮卵の自家製しょうゆ煮込み(金牌紅焼肉)($22.80)。甘く濃厚なしょうゆベイスのソースに絡まった軟らかい肉が魅力。ヴォリュームたっぷりで、なるほどオイリーではない味付け。

ライス・ケーキと挽肉の炒め物($9.80)。ベタつかない米粉の団子を薄切りにしてキャベツと細切りのポークのみで炒めてあるシンプルな料理。

担々麺($9.80)

05年オープンのアッシュフィールド1号店、そしてこちら08年オープンのワールド・スクエア店、09年にはイーストウッド店と3店舗展開をしているレストラン。「上海フードが今クローズ・アップされているのは、上海は中国の中央に位置しているため、各地の伝統的な食べ物が集まり洗練されていったから」と語るのは、以前はファッション関係の仕事をしていたというオーナーのアーロンさん。「中華はオイリーだし味が濃くなりがちですが、当店はオイルも味の強さも控えめで健康的
」とも。
熱々のスープが口一杯に広がり、細かい挽肉の繊細な味が堪能できる「上海小龍包」は、オーダーが入ってから皮を練り、伸ばし、包み、そして4分蒸してサーヴするフレッシュさが売り。「豚の角煮と煮卵の自家製しょうゆ煮込み」は甘く濃厚なしょうゆベイスのソースに絡まった軟らかい肉が魅力。ヴォリュームたっぷりで、なるほどオイリーではない味付け。「ライス・ケーキと挽肉の炒め物」はベタつかない米粉の団子を薄切りにしてキャベツと細切りのポークのみで炒めてあるシンプルな料理。韓国のトッポギ(”トッポギ”は日本語読み)を連想させるが、味はあっさりで妙に懐かしい。一度お試しを!
人数が集まればいろいろ味わえるから、少人数のパーティによく利用されているという。その場合予約は必須だが、1日を通してオープンしているので、ランチとディナーの間のおやつタイムはウォーク・インでOK。

Taste of Shanghai
Shop 9.07, World Square Shopping Centre, 680 George St., Sydney
☎(02) 9261-8832
11AM~10PM、無休

*2011年8月4日の情報です。


世界一美味しい小籠包をシドニーで、ディンタイフォン(鼎泰豊)

蟹と豚肉の小龍包(6個$15.80)。蟹の風味の熱々の肉汁が口の中でジュワーっとあふれ出す瞬間、あまりの美味しさに言葉を失うほど。

海老炒飯($13.80)。シンプルにネギと海老と卵のみの具で勝負。お米が日本米と同じジャポニカ種なのがポイントで、感動的なツヤと絶妙のパラパラ加減の炒め具合は日本人の舌にも最高に合う。

担々麺($10.80)。ピーナツの風味が香ばしいゴマだれに絡めていただく腰の強いツルツル麺。刻みネギのみのシンプルさと辛さが良し。

ディン・タイ・フォン・ヴェジタリアン・デライト($4.50)。昆布ともやし、春雨、そして固めの豆腐が醤油ベイスのソース和えてあり、ほんのり酢の味がさっぱりさせてくれるメニュー。

ライチー・ミント・ジュース($6.50)。ライチーの香りの甘さにミント風味をミックスし、辛い食べ物をいただく際の口直しにいい感じ。

タロ・ジェラート&ゴールデン・タロ・ブレッド($6.80)。タロあんの温かい揚げパンもついて満足度がさらに高いおすすめのデザート。

台湾台北市に本店を置くレストランで、1974年にオープン、その後、日米を含み世界展開し、米紙ニューヨーク・タイムズに「世界10大レストラン」の一つと評された世界的に有名な点心料理専門店、ディンタイフォン。世界中どの店舗も連日大勢の来客で賑わい、長蛇の列が絶えないくらい人気。こちらシドニーのワールド・スクエア店も同様。平日の昼というのに12時ともなれば満員の人気店で、ディナー時も5時半(木~日は5時)のオープンと同時にドっと客が押し寄せ、6時をちょっと過ぎる頃には席が埋まり待たなければならなくなるが、客数の多い広い造りのため回転率も良く、さほど待たされることはない。
「ディンタイフォンの名は小籠包なくしては語れない」というくらい小籠包の美味しさに定評があり、「幻の小籠包」と呼ばれ世界中の多くのファンから支持されている。門外不出のレシピから生まれる小籠包は、注文から15分以内に“蒸し”に入っていないものは捨ててしまうくらいの鮮度にこだわり、いつでも客が最高の最高の状態の美味しさを楽しめるよう徹底しているという。一口で頬張れる大きさで、熱々の肉汁が口の中でジュワーっとあふれ出す瞬間、あまりの美味しさに言葉を失うほど。まずは何もつけずにそのまま食し、次に千切りのショウガにしょうゆと酢を入れたタレで食べてみることをおすすめ。
「担々麺」はピーナツの風味が香ばしいゴマだれに絡めていただく腰の強いツルツル麺。刻みネギのみのシンプルさと辛さが良し。「セサミ・ヌードル」は辛くないヴァージョン。「ライチー・ミント・ジュース」はライチーの香りの甘さにミント風味をミックスし、辛い食べ物をいただく際の口直しにいい感じ。同じく「ヴェジタリアン・デライト」は昆布ともやし、春雨、そして固めの豆腐が醤油ベイスのソース和えてあり、ほんのり酢の味がさっぱりさせてくれるメニュー。
コクがある「海老炒飯」は、シンプルにネギと海老と卵のみの具で勝負。お米が日本米と同じジャポニカ種なのがポイントで、感動的なツヤと絶妙のパラパラ加減の炒め具合は日本人の舌にも最高に合い、日本人の中には小龍包と並んで同店の炒飯を絶賛する声も高い。
最後は黒ゴマやマンゴーなど6種類から選べるジェラートをおすすめ。「タロ・ジェラート&ゴールデン・タロ・ブレッド」はタロあんの温かい揚げパンもついて満足度がさらに高いおすすめのデザート。

Din Tai Fun
World Square Shopping Centre, Level 1, Shop 11.04 , 644 Geogre St., Sydney
☎(02) 9264 6010
ランチ/月~金11:30AM~2:30PM、土日11:30AM~3PM
ディナー/月~水5:30PM~9PM、木~土5PM~9:30PM、日5PM~9PM
酒類ライセンスあり

*2011年8月9日の情報です。


「シドニー・ベスト・ラクサ賞」受賞の美味しさ、ジミーズ・レシピ・マレーシアン・ワールド・スクエア

シーフード・ラクサ($9)

ハー・ミー($9)

海南チキン・ライス($9)

QVB真横の別のグルメ・ショッピング・コンプレックス、ザ・ギャレリーズに7年あるマレイシア料理店の2号店で、ワールド・スクエア店はゴールバーン・ストリート沿いにややひっそりと存在するが、朝の10時から通しで夜まで中休みなしで開いている同店には、好きな時間に自分のペイスで来店する常連客が多い。
同店の売り「ラクサ」はココナツ味のカレー・スープにフレッシュ・チリ、海老のペイスト、レモン・グラス、ハーブとスパイスが入っている、シドニーでは馴染みのあるヌードル・スープだ。麺は細いライス・ヌードルが9割に太い卵麺が1割の割合。「シティ・ニュースで」08年度の「シドニー・ベスト・ラクサ賞」を受賞した同店のラクサは、ヴェジタブル、ビーフ、チキン、フィッシュ、シーフード、海老、コンビネイションと種類も豊富で、辛すぎず、コクがあるがあっさりとしたスープがなるほど納得の美味しさ。
「アッサム・ラクサ」はキュウリやパナップルを載せた、やや酸味のあるスープ。「ハー・ミー」はチリ味の海老のスープ。口一杯に海老の香りが広がるがあっさりとしたスープ。それにさらにお好みでチリ・ペイストを入れるのが通。辛さが苦手なら「イポー・ホー・ファン(IPOH HOR FUN)」も辛くない海老味のヌードル・スープだ。
麺以外では、手作りのロティ・パンと食べる「ロティ・チャナイ&カレー・チキン」、ココナツ・クリームで炊いたご飯にチリ・アンチョヴィー、マレイシアのピクルスとゆで卵とチキン・カレーまたはビーフ・レンダンから選べる「ナシ・レマク」がおすすめだそう。
やはりこちらも人気の、鶏肉の旨みを最大限に引き出したシンプルな料理「海南チキン・ライス」はソフトな皮の鶏肉、ネギとショウガ、鶏肉のスープで炊いたご飯が美味。

Jimmy’s Recipe Malaysian World Square
Shop 9.60, World Square Shopping Centre, 644 George St., Sydney
☎(02)9283-1876
月~土10AM~9PM、日10AM~7PM


お酒にあうおつまみが豊富な居心地のいいカジュアル和食店、とりいち

焼き鳥

ほうれん草おひたし($4.80)

大根と人参の浅漬け($4.80)

おでん(卵、ちくわ、コンニャク各$1.80)

炙りダックの冷やし蕎麦($19.80)

胡瓜、若布酢($4.80)

シティのオコーネル・ストリートに先月末にカフェがオープン、8月15日にディナーが待望オープンした。黒の壁に折り紙がコンセプトの内装は奇抜な内装でいて、席についてみると座り心地、居心地のいい空間だ。熱燗、冷酒などの日本酒の品ぞろえが豊富、美味しいワイン、ビールもとりそろえている。ジャパニーズ・タパスという小鉢のメニューには野菜メニューが豊富、たっぷりの野菜と日本酒を楽しめる。炭火焼の焼き鳥などの串ものも炭の香織が香ばしく美味しい。関西の薄味のおでんにも良く味がしみていて日本酒と良く合う。

toriichi
12 O’connel Street, Sydney
☎(02)9233-8181
酒類ライセンスあり


見た目・味・雰囲気すべて一流の寿司、串焼き -バー&グリル-

寿司盛り合わせ($29.80)

里芋の田楽チーズ焼き($12)

アサリの酒蒸しバター風味($11)

東レストランの系列店として2008年にオープン、こちらも今ではしっかり定着、串焼きのみでなく、寿司も一品料理も豊富な店、串焼き -バー&グリル-。人気メニューは、まず東さんのシグネチャー・ディッシュとして知られている「ツナ・サラダ」($16)、「銀ダラの西京焼」($33)、「鴨のロース煮」($26)、「和牛ステーキ」($25)、魚の焼き物など。
季節のスペシャル・メニューから「アサリの酒蒸しバター風味」はお酒に合う一品。吸い汁にコショウ、酒、バターのやさしいあっさり味。「里芋田楽チーズ焼き」もモッツアレラ・チーズでコクをつけ素朴な里芋がすっかりおしゃれな一品に変身。
寿司は、さすが東系列店のしっかりかつ上品な一流品。炙り2種は油が乗った部位で、口の中でトロトロ。新鮮なハマチ、サーモン、マグロ、上品なマグロ漬け…。「豊富な種類の日本酒と新鮮な寿司を楽しんでください」と寿司シェフ。「あらかじめ言っていただければヴェジタリアン寿司も用意します」とも。ランチには寿司がセットになったランチ・セットが3種もあり、オージーもびっくりのヴォリュームだそう。寿司&刺身($32)、寿司&うどん($24)、寿司&チキン($29)と料金もお得だ。
なお同店は昨年同様、毎年10月恒例のグルメ・イヴェント「シドニー・グッド・フード・マンス」に今年も積極的に参加しており、盛りだくさんに楽しめる。

Kushiyaki Bar & Grill
Ground Floor, Regent Place, 501 George, St., Sydney
☎(02)9267-7755
ランチ(月~金)12PM~2:30PM
ディナー(無休)6PM~10PM
◇酒類ライセンスあり


映画やショッピングの前後に気軽に食事、とんとん リージェント

肉味噌・味噌ラーメン($12.80)

とんとんラーメン($9.80)

ジョージ・ストリート沿いの映画館街の右端にあるリージェント・プレイス内にあるカジュアル店。ラーメン12種、うどんまたはそばが5種、ほかにあんかけ焼きそば、そして丼もの、照り焼き各種に日本のカレーもあれば、こちらも日本の中華屋さん風の美味しさの天津飯やチャーハン、餃子、唐揚げセットなど豊富な品ぞろえ。映画鑑賞やショッピングの前後に気軽に立ち寄るのにもちょうど最適の店。
今月号の麺特集のためにわざわざ開発してくれた新メニューは、肉味噌・味噌ラーメン。たっぷりの肉味噌に、それに負けないくらい山のようなネギのトッピングの味噌ラーメン。熱々の肉味噌が入っているため、食べても食べても、スープがぬるくならず、火傷しそうな勢いのの熱さが最後まで続くのが冬に嬉しい。ヴォリュームたっぷりだけど、しつこくないのもポイントが高い。とんとんベイスの肉味噌とんとんラーメンでのオーダーも可能。
九州出身の同店オーナーの東さんが自信を持って送る定番のとんとんラーメンは、あっさりめのとんこつと練りゴマ・スープのラーメン。美味しいだけでなく、コラーゲンとゴマの効能でお肌もピカピカになること間違いなし。細麺にあっさりしたスープがよく合い、女性にも大人気。
ラーメン・プラスでガッツリいきたい人には、餃子、唐揚げ、たこ焼きから選べるラーメン・セットもおすすめ。

Tonton Regent
Ground Floor, Regent Place, 501 George St., Sydney 
☎(02)9267-1313
月火水土11:30AM~10PM、木金11:30AM~10:30PM、日11:30AM~9:30PM 
酒類ライセンスあり
http://www.tontontakeaway.com.au


創業21年の老舗・台湾菜食レストラン、マザー・チュウズ・ヴェジタリアン・キッチン

クリスピー・ソイ・ビーン・ロール($15.80)

コンニャク・ブロッコリ・グラス・ヌードル($18.80)

豆腐とキノコの炒め物($16.80)

2スクープはともに下がマンゴー、上はラズベリー(写真手前)とパッション・フルーツのソイ・アイス・クリーム($5.80)

現在90歳のマザー・チュウが21年前に始めた店。まだまだ元気でしっかりと店にいるマザー・チュウ、3年前まではキッチンで腕を振るっていたいうから驚き。現在は娘さんが店を取り仕切っていて、80%は常連客だそうで、中には親子3代で来る客もいるというからこれにもびっくり。MSGは不使用、グルテン・フリーなどのスペシャル・オーダーも可能なヴィーガン・フード。ヴィーガンなので、卵や乳製品はもちろん、ネギ、ガーリック、タマネギも使用しないのだそうだ。
面白いのが、見た目は本当の肉みたいなヴェジタリアン北京ダック(2人前$43.80、2日前の予約が必要)などのメニュー。グルテンで肉みたいに作っていて、味まで似ているから驚きだ。
コンニャク・ブロッコリ・グラス・ヌードルも、コンニャクで出来ている海老やフィッシュ・ボールが入っていて、驚かされてしまう。XOソースも野菜のエキスや大豆から作られたものを使用している。
もちろん菜食ならではのメニューもある。クリスピー・ソイ・ビーン・ロールは、幾重にも巻いた豆腐スキン(湯葉)に海苔をまき、さらに湯葉で覆ったものがスライスされて揚げてある。海苔の風味いい感じのアクセントとなり、ホーム・メイドのほんのりピリっとスパイシーな照り焼きソースによく合う。
日本人に馴染みのある味では、豆腐と3種類のキノコ類の炒め物がおすすめ。ふんわりの軟らか豆腐とマッシュルーム、エノキ、椎茸とそれにキヌサヤが炒められ、優しい醤油味でごはんにもよく合う。また、やはり日本人に人気のザーサイ・ヌードル・スープ($9.50)もぜひ試してみたい。
デザートは写真のソイ・アイスクリームのほか、サマー・バン($6.80)、ブラック・スティッキー・ライス・ウィズ・ココナッツ・ミルク($5.80)もある。

Mother Chu’s Vegetarian Kitchen
367 Pitt St., Sydney
☎(02)9283-2828
月~土12PM~10PM