オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

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ヨーロッパのカジュアルなダイニング、エッチ

オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク(コンフィット・ペチュナ・オーシャン・トラウト、スモークド・スカロップ、アントレ$25)

イエローフィン・ツナのカルパッチョ(カルパッチョ・イエローフィン・ツナ、スパナクラブ、料金未定)

ピクルド和牛グリル、チャーグリルド和牛スコッチ、コーンビーフ・コロッケ(料金未定)

ホワイト・チョコのクリーム・カラメル、ズココ・チョコレート・フォンダン、三層のチョコレート・ケーキ、チョコレート・アイスクリームとチョコ・ミルク・シェイクのスイーツのテイスティング・プレート(取材仕様)

5スター・ホテル、インターコンチネンタル・ホテル・シドニー内のレストラン。ブリッジ・ストリート側(フィリップ・ストリートの角)入り口があるほか、ホテル内からも入れるようになっている。重厚な造りの壁に外側は大きな両開きの木の扉をくぐると、天井の高いアンティーク調のエレガントな空間が広がっている。花をモチーフとし、壁紙や大きな照明の内側に花のプリントがあしらわれ、華やかさを醸し出しているが、壁にかかっている絵はユニークかつアーティスティックで面白い。半地下のような造りで、窓からは見上げる形で通りが見える。「ファイン・ダイニングすぎず、カジュアルすぎないモダン・ヨーロピアンで、新鮮な素材を使っていることが特徴」とシェフのジェイムズ・メットカルフェさん。得意はオーシャン・トラウト料理。
ということで、まずは「オーシャン・トラウトのコンフィとホタテのスモーク」を紹介してくれた。クイーンズランド産の甘いホタテが炙ってあり、舌の奥をピリピリと刺激するワサビ・ソースとそれを緩和させる大根がスライスと角切りの両方で皿の上を華やかにしている。新メニューという「イエローフィン・ツナのカルパッチョ」は、ピスタチオ・ビネガー、スパニッシュ・オニオン、赤黄のピーマン、キュウリという素材が目にも爽やかな夏のメニュー。メインは様々な異なる調理法の和牛で、八角の香りのニンジン・ピューレが添えられている。デザートは4種類どれもパーフェクトだが、特に甘さがかなり控えめなダークな「フォンダン・ショコラ」はナッツとチョコレートの飾りのほろ苦さと生クリームとが記者の心を鷲掴みに。
ア・ラ・カルトのほかワイン付きのランチ・スペシャル($35)、テイスティング・メニュー($90、マッチング・ワイン$140)がある。
Etch Restaurant
62 Bridge Street, Sydney 2000
☎(02)9247-4777
ランチ(月~金)12PM~3PM、ディナー(月~土)5PM~late
酒類ライセンスあり

Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)


3ハッツ受賞店の絹のような舌触りのソルベ、エスト

スキャンピ入りのガスパッチョ($39)

鹿肉〜サラダ添え($59)

マンゴーとココナツ・ソルベ($29)

サーキュラー・キーとウィンヤード駅の丁度真ん中辺りに位置するエスタブリッシュメントのレヴェル1にある3ハット(SMHGFG)受賞のレストラン。外観もさることながらレストラン内部は中世ヨーロッパに迷い込んだかのよう。天井が高く、巨大な支柱がそびえるが、大きな窓からはシドニーの街並みを見下ろすことができ、なんとも落ち着ける雰囲気で、白が基調の優雅な食う編んだ。
シェフのピーター・ドイルさんは気さくで包み込むような温かさを感じさせる人物。スイーツ特集にはスライスして扇形に盛りつけた「マンゴーとココナツ・ソルベ」の一品を用意してくれた。
新鮮なマンゴーにキメの細かいソルベは絹のような舌触りで絡み合い、うっとりさせる味わい。
アントレも繊細な味わいの「スキャンピ入りのガスパッチョ」。2種類のトマトとスキャンピの香りが口一杯に広がる優雅な一品。メインは鹿肉。ほどよくレアで軟らかく臭みがなく、ブラック・プディング(血の塊)も絶妙の味わい。
ヴァレンタインなど記念日に利用する人が多いというのもうばずける最高の空間以上にサーヴィスを最も大切にしているという同店は、世界レヴェルで評価されているレストランでもある。

est.
1/252 George St., Sydney
☎(02)9240 3000
ランチ(月~金)12PM~2:30PM、ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり

Japaralia February 2012 スウィーツ特集掲載記事)


豪華な大人のグルメ空間、アクア・パッツァ

ブルスケッタ・デ・カーネ($22)

スキャンピのリングイネ($36)

カノリ・アッラ・シシリア($15)

広々とした豪華な空間にビジネス・ピープルがゆったりと歓談している。オーナー・シェフのマリオ・パカオコさんによると、一家4世代にわたってシェフの家系だそうで、「曾おじいちゃんのレシピを受け継いでいるんだよ」には脱帽。マリオさんの父親は一流店ブオン・リコルドのオーナー・シェフ。そんな料理界のサラブレッドとはいえ、自分の店をオープンしてわずか1年半で大人のビジネル・ピープル層を中心に絶大な人気を集めるに至ったのは見事。
エレガントで繊細なイタリア料理が売り。「ブルスケッタ・デ・カーネ」もみっちり身の詰まった薄切りのバゲットの上に薄切りの牛肉のスライスとシイタケとエノキ、アスパラとパルメザンチーズ、ロケット野菜のバランスが絶妙な一品。オリーブ・オイルは新鮮で甘い香りだ。「スキャンピのリングイネ」は、たっぷりのイタリアン・パセリと新鮮なチェリー・トマトにチリのソースが濃厚で、NZ産スキャンピと絡ませると口いっぱいになんともいえない風味が広がる。毎日手作りして、オーダーごとに茹でるパスタはつるつると舌触りよく当然アルデンテ。かなりの量に思えるが、重くないのでペロりとイケてしまう。
こちらもすべて自家製というデザートの中で一番人気の「カノリ・アッラ・シシリア」はパリっとしたペストリーの皮の中に、ほろ苦いチョコ・チップ入りのリコッタ・クリームが詰められ、意外にも軽やかな味わい。
マリオさんは自身の生まれについてこう語る。「確かにラッキーな境遇だけど、父は父、自分は自分、オリジナルなメニュー構成で勝負している」。イタリア料理を突き詰め、自分自身の料理とレストラン経営に打ち込んでいる真摯な姿勢が感じられた。味も細やかなサーヴィスも文句なしのレストランだ。

Acqua Pazza
1 Bent Street, Sydney
☎(02)9247-0851
ランチ(月~金)12PM~3PM、
ディナー(月~金)6PM~10:30PM
酒類ライセンスあり

*2011年12月の情報です。(Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集)
New Entry, Score 13.5/20 by SMHGFG2012 (The Sydney Morning Herald Good Food Guide 2012)


シドニーの素晴らしい風景の中で堪能するハット受賞の味、アルティチュード

4コース・メニュー($110)のファースト・コース、ウズラのロースト

4コース・メニュー($110)のサード・コース、ラム・ロインのロースト

4コース・メニュー($110)のデザート、ウォーム・ダーク・チョコレート・フォンダン

エグゼクティブ・シェフのスティーブ・クラシキさん

角に位置したファンクション・ルーム

斜めに設置された大型の鏡に映るオペラ・ハウス

世界に17のホテルを展開している香港ベイスのシャングリラ・ホテル。今年12月には古い建物を全面改装してパリにもオープンしたことで話題になっている。シドニーのシャングリラはサーキュラー・キーのロックス側という好立地で、36階にはシドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイドでも2ハットを受賞したこともあるレストラン、アルティチュードがある。まずその素晴らしい眺めに目を奪われる。窓から見えるだけではなく、奥の壁と天井の間に斜めに設置された大型の鏡があるため、レストラン内どこからでも外の眺めが望めるという斬新なインテリア。角に位置したファンクション・ルーム(16人まで)は総ガラス張りで、オペラ・ハウスとハーバー・ブリッジを眼下に見下ろす。旅行者でなくともこの景色には圧倒されるはず。
取材に応じてくれたエグゼクティブ・シェフのスティーブ・クラシキさんは、とても気さくで温かな感じの好人物。まずはアントレのウズラについて。2度調理するというこの料理、1度目は60度でポーチ(低い温度でコトコトとゆっくり加熱する調理法)。そのため、中がミディアム・レアの状態で非常に軟らかく、鶏よりも繊細な肉質はとろけるような仕上がりになり、外側が香ばしい。食べてみないとこの食感は分からない。同じ素材を違う調理法で皿に載せるのが彼流で、ソースのパンプキン・ピューレとパンプキンのローストなどがそう。
メインの南オーストラリア産ラムは、ロインとネックの2種類。ロインはまたしてもミディアム・レアで軟らかく、ネックはよく煮込んでありほどける軟らかさで脂っこさが削ぎ落とされている。栗を内蔵で煮込んだものが添えられている。
彼にシグネチャー・ディッシュを聞いたら「僕の場合、”シグネチャー素材”なんだ。今はラムとダック」だそう。1~2週間で少しずつメニューを変えているから、今回紹介したメニューはきっとこの文章をアップロードしたときは変わっているけれど、素材は絶対使っているとのこと。
デザートはアール・グレイに漬け込んだプルーン、プルーンとアルマニャック(フランスの高級ブランデー)のアイス・クリームが添えられて、「ウォーム・ダーク・チョコレート・フォンダン」は言葉も失うほどの美味しさ。
エピ・キュリオス(9コース$135、マッチングワイン付き$195)、4コース($110)、ア・ラ・カルトで楽しめる。ほぼ連日満席なので絶対に予約は必要。

Altitude
Level 36, 176 Cumberland Street, Sydney
☎(02)9250-6123
月~土6PM~10PM
酒類ライセンスあり

Japaralia January 2012 CBD北部三角地帯特集掲載記事)


銀座で食べるより美味しい寿司、東

寿司アラカルト(コハダ、サヨリ、穴子、ウニ、マグロ、炙りサーモン)(時価/盛り合わせの場合10貫$36)

ビーフ・カルパッチョ($39)

カレイの唐揚げ($33)

高級グルメ&ショッピング・コンプレックスのチフリー・プラザ内に店を構えて10年を迎える、ハット受賞常連の高級和食店。2011年10月頃にはすっかり改装され様変わりしてる予定だ。
高級店の貫禄の握り寿司は、小ぶりで上品なキリっとしまった一流品。「銀座で食べるよりも美味しい」と評判の寿司の特徴は、完璧な江戸前。もちろんネタは南半球ならではの近海で獲れる美味しい魚で、マグロは一本買いをし一番いい部位を提供するなど、魚の選定、管理、下ろし、そして酢飯と握り方まで徹底して東スタイルの寿司を提供している。炙りサーモンはハラミを使用しバーナーではなくアミの上で直火で炙る。ウニは甘くて美味しいタスマニア産のみを使用など、東でしか味わえない一流の味を楽しめる。寿司カウンターがまた、とても落ち着く雰囲気。「気軽に来店して予算や食べたいものを伝えてください、お客様のご注文に可能な限り応えられます」と寿司シェフ。現在、スペシャルでサバの押し寿司($21)もあり、見逃せない。
「ビーフ・カルパッチョ」はベイビー・ハーヴの下にマッシュド・ポテトが敷かれ、ビーフのスライスとの相性が抜群。通常のタタキのイメージからは想像がつかない、とろけるような軟らかさのビーフだ。「カレイの唐揚げ」は、東の初期のシグネチャー・ディッシュのあんかけカレイの唐揚げを思い出させてくれる。カレイの身が甘く骨までパリパリ楽しめる。

Azuma
Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney
☎(02)9222-9960
ランチ(月~金)12PM~2:30PM
ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり


ギルティ・フリーの美味しくて健康的なクレープ発見、マザーズクレープ

キャラメル・ストロベリー・ソフトクリーム($6.80)

ヴェジタリアン($6.80)

クリーミーなしっとり感が満足の味、チキン・マッシュルーム($6.80)

ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ($5.50)

1998年創業、日本に40店舗以上展開する「ヘルシー、おいしい」がキャッチ・コピーのクレープ専門店。シンガポール、韓国、カナダ、そして香港にも展開、ついにオーストラリアへも昨年11月に上陸、年月をかけて開発した同社独自のクレープ生地とホイップ・クリームを使ったあの味がシドニーでも楽しめるようになった。ワールド・スクエア店のほかパラマタのウエストフィールドにも出店。
食物繊維が豊富な小麦粉(ふすま小麦粉)を使用しているからシリアルの50%もの食物繊維を保有。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルのバランスも抜群なクレープ・ミックスにフリー・レンジの卵を使い、オイルなど一切引かずに焼くヘルシーさ。ホイップ・クリームはなんと動物性ではなく植物性のファットを使用しているため、通常50%含有する脂肪分はマザーズクレープの場合たったの26%、しかもコレステロール値も低い。
と偉そうに書いているが、これだけの能書きを知ったのは実は味わった後。クレープはしっとりとしてモチモチ感があり、薄くてもしっかりしている。そしてクリームはふんわりとコクがある満足の美味しさ。食べた後にクリームで胸焼けしないのはこの秘密のレシピのおかげだと納得!
メニューは、チョコやストロベリー、シナモンなどから選べるホイップ・クリームの「スタンダード」6種、果物をプラスした「デラックス・クレープ」が7種、「プレミアム・クレープ」13種、「アイス・クリーム・クレープ」6種(抹茶白玉あずきクレープという和のメニューも発見)、ラップ・サンド感覚の「デリ・クレープ」もクリーミーなしっとり感がたまらない「チキン・マッシュルーム」($6.80)など、なんと24種もある。さらに暖かいスイート、ヌテラ・バナナなどの「ホット・クレープ」が6種も。そしてベルギー産のチョコレートを使用している「プレミウム・チョコ・クレープ」は「ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ」($5.50)といった具合にビター9種、ミルク4種、ホワイト5種、ビター&ホワイト6種と盛りだくさん!

Mother’s Crepe
ワールド・スクエア店:Shop 9 K5B, World Square Shopping Centre, 680 George St., Sydney
日~水9AM~9PM、木~土9AM~10PM 無休
ウエストフィールド・パラマタ店:Shop 1167, Westfield Paramatta, 159-175 Church St., Paramatta
月~水・金7AM~6:30PM、木7AM~9PM、土日9AM~6:30PM 無休

*2011年8月の情報です。


日本人の口に合う台湾の家庭料理と麺の店、ヌードルス・ユア・ウエイ

スパイシー・ビーフのヌードル・スープ($9.80)

ポーク・リブ入りのヌードル・スープ($9.80)

煮込みビーフのヌードル・スープ($9.80)

ワールド・スクエアの地下1階、コールスやアジア・スーパーマーケットがある一角、ナンドス(ファスト・フード)の隣りにドアがない店がある。オーナーのアニーさんは昨年9月の同店オープンのことを知人にさえ知らせず、当然広告展開も一度もしないながら、ふらりと来た客が常連になったり友達や知り合いを連れて来たりでオープンから1年弱の今では大人気店へ。記者も一度でファンになってしまったのは、台湾の優しい味わいが日本人の郷愁に触れるからなのだろう。特に日本食と似ているわけではないのに、家庭料理が持つ万国共通の何かがそうさせるのだろうか。アニーさん曰く、「韓国の客もタイの客も”お母さんの味”と言うから不思議」
卵麺を使うスープ・ヌードル各種はあっさり鶏のスープや、辛いスパイシー・スープなどさまざま。載せる具も豚の角煮や豚挽肉、煮卵、豆腐煮など。さらに、新登場の麺が6種あり、台湾で人気の3カップ・スープの麺も3種登場だ。しょうゆ、砂糖、油をそれぞれ1カップずつ使用しているから”3カップ”と呼ばれているのだそう。人気メニュー「煮込み(braised)ビーフのヌードル・スープ」はクリアなスープであっさり味。「スパイシー・ビーフ・ヌードル・スープ」は汗が出るほどの辛さだが、味は決してクドくない。記者がファンになったポーク・リブ入りのヌードル・スープは唐揚げなのにこちらも全く油っこくないのだ。スープ・ヌードルの上に載っていてもカラっとしているから不思議。
スープ・ヌードル以外にも、ドライ・ヌードルやご飯ものも揃っているが、その他、2種または3種のおかずを選ぶライス付きのディッシュが人気だ。日替わりの10種類程のおかずから選べる。前述の通り家庭料理をベイスにしていて野菜も豊富だから毎日食べても飽きず、中には1日2回も来る客もいるそう。レストラン・クォリティの料理がフードコート価格なのは本当に良心的だ。

Noodles Your Way
Shop 18, Ground Level, World Square shopping centre
☎(02) 9383-8688
11AM~10PM(無休)