オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

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フィッシュ&チップスが美味しいフランスのカフェ、カフェ・セル&ポイヴレ

キングス・クロス駅からヴィクトリア・ストリートをオックスフォード・ストリート方面に歩き、セント・ヴィンセント病院があるブロックのひとつ前のブロックに位置し、ストリートに面してオープンなカフェ。オーストラリア一般のフィッシュ&チップスと違い、カリカリの衣のフィッシュと細いフレンチフライのチップスをタルタル・ソースで頂くのが魅力。

Cafè Sel & Poivre
263 Victoria st., Darlinghurst
(02) 9361 6530


ゴージャスな空間で味わうヴィクトリア朝気分、ヴィクトリア・ルーム

ハイ・ティー(1人前$45/写真は数人前)。3段の皿に上からサンドウィッチ4種(チキンとワイルド・ハーヴキュウリとクレーム・フルーチェとディル、スモークサーモンとロケットとレモンとケイパー、クレソンとセロリとくるみと羊のチーズ)、真ん中がケーキ(ダーク・チョコレートのカップ・ケーキ、クラシック・ベイク・レモン・チーズ・ケーキ、デリシャス・サマー・フルーツ・タルト、レッド・ヴェルヴェット・カップ・ケーキ)、一番下がスコーン(2種、デイツとプレイン)にハーヴ・ティーか紅茶(1人前$45)がつく。または、紅茶の変わりにスパークリング・ロゼ(同$55)かシャンパン(同$65)。

タタキ風のマグロ料理($23)

鴨のコンフィ($30)。通常の倍の時間をかけて調理された鴨のコンフィは皮がパリパリとしてビートルートとのコンビネーションが抜群で、付け合わせのオレンジとピスタチオ、ハーヴの和え物がフレッシュさとあっさり感をもたらす。

ポークベリーのロースト($30)。丸一日かけてローストされたポークベリーは、揚げたセイジの軽やかな香りとマッシュされたカブのあっさり感、それにりんご味のソースが素敵なハーモニーを編み出し、しっかり味のついたポークにさらに奥行きある味わいをもたらす。

店名が、ヴィクトリア・ロードにあるからというのはオマケのように思えてくる、ヴィクトリア朝風の雰囲気抜群でハイ・ティーが大人気の店。ドアから階段を登ると、ただちに雰囲気にのまれる。照明を極力落とし、ヴィクトリア様式の家具、アラビアン・ナイト風の美女が出迎えてくれ、ここはどこ?状態だ。土日のハイ・ティーの時間は満席で、着飾ってハイ・ティー楽しむ女性客たちは、まさにヴィクトリア朝時代を彷彿とさせるように溶け込んでいて、とても楽しそう。ハイ・ティーは、ハイ・ティー(1人前$45/写真は数人前)。3段の皿に上からサンドウィッチ4種(チキンとワイルド・ハーヴキュウリとクレーム・フルーチェとディル、スモークサーモンとロケットとレモンとケイパー、クレソンとセロリとくるみと羊のチーズ)、真ん中がケーキ(ダーク・チョコレートのカップ・ケーキ、クラシック・ベイク・レモン・チーズ・ケーキ、デリシャス・サマー・フルーツ・タルト、レッド・ヴェルヴェット・カップ・ケーキ)、一番下がスコーン(2種、デイツとプレイン)にハーヴ・ティーか紅茶(1人前$45)がつく。または、紅茶の変わりにスパークリング・ロゼ(同$55)かシャンパン(同$65)。もちろん予約は必須。
夜はまず、バーから人が溢れていく。カクテル30種($10~20)は、オリジナルから古い有名なカクテル(例えばゾンビなど)まで、メニューのストーリーを読むだけで楽しくなる。ノン・アルコールカクテル($6~11)、ワイン、スピリット各種。スコッチウィスキーは26種もあり、オーストラリア、日本、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンのウィスキーもそろっている。
ディナーも人気だ。通常の倍の時間をかけて調理された鴨のコンフィは皮がパリパリとしてビートルートとのコンビネーションが抜群で、付け合わせのオレンジとピスタチオ、ハーヴの和え物がフレッシュさとあっさり感をもたらす。丸一日かけてローストされたポークベリーは、揚げたセイジの軽やかな香りとマッシュされたカブのあっさり感、それにりんご味のソースが素敵なハーモニーを編み出し、しっかり味のついたポークにさらに奥行きある味わいをもたらす。3ヶ月ごとにメニューが変わるのでそれも楽しみ。
ウエディング、エンゲイジメント、バースディなどのプライヴェイト・ファンクションにも利用できる。

Victoria Room
1/235 Victoria St., Darlinghurst
☎(02)9357-4488
火~木6PM~12AM、金6PM~2AM、土12PM~2AM、日1PM~12AM
酒類ライセンス有り

*2011年3月初めの情報です。


最上の素材を最高に生かす味つけ、フィッシュ・フェイス

オーシャン・トラウト・マッシュルーム&リーク・イン・フィロ・ペストリー・ソレル・ソース($40)。オーシャン・トラウトの周りにみじん切りにしたマッシュルームとパイ生地を巻いて、マッシュルームとリークの泡立ったソースに浸した一品。味付けは最少限度の繊細な美味しさ。半生のオーシャン・トラウトの上にはオーシャン・トラウトの卵を塩抜きしてから白醤油に漬け込んだイクラが。ホワイト・ソースなのに、まったくクドくなく、一滴残らず舐め尽くしたいほどの後を引く美味しさ。

刺身盛り合わせ($30)。オーシャン・トラウトは脂がたっぷり載っていて、サーモンの刺身を食べ慣れた舌には美味しさの違いに驚きが。それと同じくらい脂がのったブリ、淡白で上品なキンメダイ、切り口が印象的な通常のマグロの刺身のほか、キュウリで巻きあっさり感を出したマグロが本日の刺身だった。

ロウ・フィシュ・サラダ・ウイズ・キューカンバー、ワカメ、プロウン&バーベキュー・イール($20)。キュウリとワカメの酢の物が真ん中に入っていて薄切りの刺身で覆われている。味付けは極上に円やかで、日本人の心の味。

店内

カウンターのみの30席程しかないこじんまりとした店構えにもかかわらず、グッド・フード・ガイド賞において1ハットと最優秀シーフード・レストラン賞の輝かしい受賞歴を誇る一流店。
カウンターの奥には活ロブスターの水槽が見えるが、同店地下にはもっと海老がタンクに泳いでいるそう。海老の刺身は生きている海老でしかできない! 海老のゆで方ひとつをとっても、塩加減、茹で加減に揺るぎないこだわりがあるシェフのスティーブ。鋭角な切れ目の美しい刺身を作ってくれたのは日本人シェフの水沢さん。最優秀シーフード・レストラン受賞店には、当然の様に最高の素材があり、こだわりの調理法があるのだ。シドニーで白身の刺身用の魚が常時4~5種類そろっているのは日本食レストランでもそう多くないだろう。取材日は、タイ、シマアジ、キンメダイ、ブリ、フエフキダイ。光り物のサヨリ、そして、巨大なタスマニア産の生のわさびも。
シグネチャー・ディッシュはオーシャン・トラウトの周りにみじん切りにしたマッシュルームとパイ生地を巻いて、マッシュルームとリークの泡立ったソースに浸した一品。味付けは最少限度の繊細な美味しさ。半生のオーシャン・トラウトの上にはオーシャン・トラウトの卵を塩抜きしてから白醤油に漬け込んだイクラが。ホワイト・ソースなのに、まったくクドくなく、一滴残らず舐め尽くしたいほどの後を引く美味しさ。
一方、同じオーシャン・トラウトでも、刺身は脂がたっぷり載っていて、サーモンの刺身を食べ慣れた舌には美味しさの違いに驚きが。それと同じくらい脂がのったブリ、淡白で上品なキンメダイ、切り口が印象的な通常のマグロの刺身のほか、キュウリで巻きあっさり感を出したマグロが本日の刺身だった。
生魚サラダはキュウリとワカメの酢の物が真ん中に入っていて薄切りの刺身で覆われている。味付けは極上に円やかで、日本人の心の味。
生でも、半生でも、火を入れても、どれも素材が活かされているパーフェクトなメニューばかり。客は常連が多く、自分の好みと食べたいものを伝えて、ウエイトレスやシェフと話し合って決めているようだ。日本語では水沢さんが対応してくれるので、とても安心。週末は特に混むので予約が必須。ただし、7時以前の来店しか予約はとらないので注意。

Fish Face
132 Darlinghurst Rd., Darlinghurst
☎(02)9332-4803 
日12PM~9PM、月~土6PM~10PM
酒類ライセンス有り

*情報は2011年3月4日時点です。

★1 Hat, Score 15/20 by SMHGFG2011


この冬の新メニュー海老激辛ラーメン、よこづな

海老激辛ラーメン($13.90)

ビーフ・シチュー味噌ラーメン($12)

シティで6年間営業していた「うまいもん」が店名と場所を一新、2009年8月にオックスフォード・ストリートのテーラーズ・スクエアすぐ側に「よこづな」をオープンして早くも2年近くになる。刺身、寿司、などの和食の基本メニューに加え、季節の一品料理が人気の同店。本日のメニューには、その日にしか食べられない日替わりメニューがたくさん。特に刺身、寿司、焼きもの、日替わりの一品の4種類が味わえる日替わり弁当はランチ$15、ディナー$16.90とお得。さらに、取材日には本日のメニューに明太子シーフード皿うどん($20)が! ふんだんなホタテや海老などを使ったクリーミーな味つけの皿うどんで大人気の一品だそう。本日のメニューにある日はラッキーかも。
さて、この冬に新しく登場するのが海老激辛ラーメン。海老の味と香りが、味噌ベイスで4~5種類のチリが入った激辛スープに合い、三つ葉などのたっぷり野菜とともにかなりイケる。辛さは調節できるので、激辛か中辛か言ってください、とのこと。ほかにラーメンかうどんを選べる麺メニューは、野菜($10)、ロースト・ポーク($12)、ビーフ($12)、海老とホタテ($16.90)と4種類あり。ビーフはシティのうまいもん時代から人気で、煮込んで柔らかくなった大きな固まりの肉がゴロゴロ入ったビーフ・シチュー味噌ラーメンなので、まだ試していない人はぜひ一度お試しを!

Yokozuna
159 Oxford St., Darlinghurst 
☎(02)9357-7808
火~日12:30PM~10:30PM
BYO


ナポリ・スタイルの”もっちり”ピッツァ、ルチオ・ピッツェリア

アンティパスト・ミスト・フォー・トウー($26)。コロッケ、ライス・コロッケ、ドウで作られたスティック・パン、ロースト野菜、リコッタ・チーズ、オリーブ3種、柔らかく香ばしいプロシュート&メロン、と盛りだくさん。

フレット。モッツアレラ、チェリー・トマト、ロケット、プロシュート&シェイブド・パルメザイン($21)。弾力のあるピッツァのドウは、ピッツァの本場ナポリ出身のルチオならでは。それに最高の具を載せ、アツアツでいただく。モッツァレラもごくあっさりで、プロシュート、ロケットなどの生の素材が口の仲に新鮮さをもたらす。

トルティーノ・アル・チョコレート($12.50)。外側がカリっとしていて、食べると中からアツアツのチョコレートが溶け出し、ヴァニラ・アイス・クリームの冷たさがまたたまらない。

店内

パーマー・ストリートの白いコンプレックスの中庭に面したウォーク・イン・オンリー(予約不可)のルチオ・ピッツェリアには、夕方6時少し前になると、わらわらと人が集まり、一気にテイブルが埋まっていき、6時過ぎると満席状態! 満席の場合は電話番号を残して近くのパブで飲んでると、テイブルが空くと連絡をもらえるシステム。オーナー・シェフ、ルチオの作るナポリ・スタイルのピッツァは開店して2年でこんなに人気だ。
「ピッツァばかりではなく、何でも美味しい」とすべて食べたことがあるという常連さんが隣の席から声をかけてくれる。スタッフも明るく丁寧にサーヴィスしている、気持のいい雰囲気の店。
取材時、アントレには大人気のアンティパストの盛り合わせを紹介してくれた。3人で食べても多いくらいの量。コロッケ、ライス・コロッケ、ドウで作られたスティック・パン、ロースト野菜、リコッタ・チーズ、オリーブ3種、柔らかく香ばしいプロシュート&メロン、と盛りだくさん。ピザともよくあう、軽い赤、ハウス・ワインのキャンティーナをサーヴしてくれる。ワインはやはり一番イタリア料理とあうという理由からイタリアン産が勢ぞろいだ。
弾力のあるピッツァのドウは、ピッツァの本場ナポリ出身のルチオならでは。それに最高の具を載せ、アツアツでいただく。モッツァレラもごくあっさりで、プロシュート、ロケットなどの生の素材が口の仲に新鮮さをもたらす。
すべて手作りのデザートの中でも、忙しくない時だけのメニューといって取材の為に特別に出してくれたのは、オーダーを受けてから10分かけて焼き上げる、トルティーノ・アル・チョコレート。外側がカリっとしていて、食べると中からアツアツのチョコレートが溶け出し、ヴァニラ・アイス・クリームの冷たさがまたたまらない。とろけるチョコに、全身とろけてしまった。

Lucio Pizzeria
Shop 1, 248 Palmer St., Darlinghurst, 2010
☎(02)9332-3766
水~月6PM~10PM
酒類ライセンスあり

*2011年3月5日の情報です。

Score 14/20 by SMHGFG2011


世界の味が楽しめるの2ハッツ・レストラン ユニバーサル

プラウン・セヴィーチェ~海藻のピクルス~ヘアルーン・トマトとグリーン・チリ・サルサ、パーム・シュガー・ポップコーン($29)

セレブ・シェフ、クリスティ・マンフィールドの2ハッツ・レストラン(シドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイド賞2011年度)。ほかにもグルメ・トラベラーズの最優秀フード&マッチング・ワイン賞など受賞多数。賞の名称通り、各料理とマッチング・ワイン(時には日本酒)1~2種がワン・セットになっているのが同店のメニューの特徴だ。さらに、フード・メニューにアントレ、メインのくくりはなく、軽いものから順に並んでいるだけのイコール扱い。メニューを眺めながら味を想像し、ワインとの相性を想像するだけでも楽しくなってしまう。(それにしても、メニューの味の幅が広く、地球上を網羅している。店名通り、まさにユニヴァーサルである。)

例えば、「サンショウ和牛タタキ~海藻味噌和え~タロ・ワッファーズ&シソ($27)」には、スペイン産の白ワイン(08 Jorge Ordones “Botani” Mascatel Seco、$12)または、杉井酒造”杉錦”きもと原酒($12)がマッチング。
生魚の小片と薬味をマリネにした前菜「プラウン・セヴィーチェ~海藻のピクルス~ヘアルーン・トマトとグリーン・チリ・サルサ、パーム・シュガー・ポップコーン($29)」のマッチングワインが、スペイン産(08 Naia Verdejo、$11)または02年のドンペリニオン($35)というチョイスには、度肝を抜かれる。この料理に使われてる海老はクイーンズランドのバナナ・プロウン。世界中を飛び回っているクリスティーンは日本にも同店のシェフとグルメ大旅行をしたことがあり、甘エビは特別大好きだという。日本以外にも世界中の旅行先でさまざまなものを味わい、それはちゃんとメニューに活かされている。
取材時は、南インドへの2週間の旅から戻ったばかりで、忙しいところを時間を作ってもらえたのはラッキーとしか言いようがない。毎月の旅行、毎月変わるメニュー作り以外に、本の執筆もしている。今まで出版された10冊の中では「Christine Manfield Originals」「Fire: A World of Flavour」「Christine Manfield’s Desserts」が有名。また、料理の講師もしていて、多忙な”輝く女性”の最先端として大活躍だ。
「タイム・アウト」誌の最優秀デザート・レストラン賞(2010年度)も受賞の同店のデザートにも定評があり、デザートだけのために訪れる客もいるという人気ぶりだ。同店はランチは金曜のみ営業だが、10人そろえばほかの日のランチもアレンジできるとのこと。ぜひ、大人数でランチを、またはディナーを楽しんでみよう。

Universal
Republic 2 Courtyard Palmer St., (between Burton and Liverpool Sts.) Darlinghurst
☎(02)9331-0709
ランチ 金12PM~、ディナー 月~土 6PM~
酒類ライセンスあり

★★Score 16/20 by SMHGFG2011


クラシックなフランス料理とワインを堪能 タステヴィン・ビストロ&バー

デュオ・オブ・ローステッド・ダック・ブレスト($32)

ニョッキ・ア・ラ・パリッシエンヌ・ソウテッド($17)

フランベッド・グラン・マニエ・クレイプ・スゼッテ・ウィズ・クレメ・フルーチェ・アイス・クリーム($14)

外観

ヴィクトリア・ストリートをキングス・クロス駅方面から歩いてすぐ、左手タイガー・ベイカーズというカフェの右側の階段を上に登ると、手前にエレガントな雰囲気のレストラン、奥にワイン・バーがあい、オーナー・シェフでフランスとイタリアのソムリエでもあるアレックス氏が極上の笑顔で迎えてくれる。
ひと昔前と違って最近ではシドニーでも珍しくなくなってきた、本格的かつクラシックなフランスの味を提供しているレストラン。ワイン・バーでは鴨のてリーヌやフランス産チーズの盛り合わせなどを食べながらワインを楽しめる。
取材には丁度パンが焼き上がり、極上の香りを漂わせていた。「夕方6時には焼きたてのパンが楽しめますよ」と日本人シェフのヨシさん。「ファイン・ダイニングのような雰囲気でありながら、料金は高くないビストロのメニューですので、気軽に来て頂けると思います」とも。
上品でクラシックではあるが、今風に表現しているメニューの数々、まずメイン、鴨は2種類の部位を使っている。低温で調理した軟らかい鴨の皮をもう一度パリパリに焼き上げる胸肉は、真ん中がレアな感じを楽しめる。そして、足はよく焼いてあるがこちらも軟らかく、同じ鴨で2度楽しめるメニューだ。同店のシグネチャー・ディッシュ、フランスのニョッキはシュー・クリームの生地で出来ている。だからなのか、ふわふわの柔らかさがあっさりだけどコクのあるクリームと一体化している。ディジョン・マスタードを使っているそう。女性に大人気でリピーターも数多い。
テイブル上でフランベしてくれるクレイプも大人気だ。大人のオレンジの味と、フランスのサワー・クリームで作られたアイスクリームがたまらない。
ランチも狙い目。本格的にオントレ、メイン・コースのロースト・ポーク、ビーフ、フィッシュ、またはラムが良心的な料金で食べられる。
ワインはアレックスに相談して。日本語が必要な場合はヨシさんが答えてくれるので安心。客はレストラン業界が多く、フランス人も多いとのこと。客層から味への信頼が伺われる。

Tastevin Bistro & Wine Bar
Level 1, 292-294 Victoria St., Darlinghurst
☎(02)9356-3429
ランチ 金~日12PM~3PM、ディナー 水~月6PM~Late
酒類ライセンスあり

Score 13.5/20 by SMHGFG2011


オリジナリティ抜群のセンスに唸る味、トミスラヴ

カンガルーのタルタル、ミント、ヘーゼル・ナッツ・ドレッシング($15)

キングス・クロスのウィリアム・ストリート側の5叉路の交差点近く、一見分かりずらいカークトン・ロード沿いの2階の大きなテラス席のある店。ハーバー・ブリッジも見えるので、年末はいつも満席状態だそう。
オープンして14ヶ月、すでに「グッド・フード・ガイド」2011年度版にもニュー・エントリーで載っている同店の、実力あるシェフのトミスラヴが自ら取材に応じてくれた。6年間ロンドン滞在中に、グレイ・ハウンドという店をオープン、大人気だったそう。その後、シドニーに戻り、ウルウィッチにある「KOI」という日本食レストランに8ヶ月。その後トミスラヴをオープンした。

24時間食べ物のことを考えている、というトミスラヴは、ほかのレストランからはもちろん、大衆スーパー・マーケットでもマクドナルドからでも料理の学びとインスピレイションを得る天才だ。アイス・クリームに関しては、マクドナルドのソフト・サーヴの滑らかさと温度が最適と言い、そのために高速のアイス・クリーム・マシーンを購入し、味はもちろん自分でつくりその滑らかさと温度を再現したのが同店のアイス・クリームだ。記者もそれを聞き、マクドナルドにソフト・サーヴを食べに行った。味は比べ物にならないが、確かに滑らかさと温度が同じだった。また、ロー・カロリーのデザートにチャレンジしている。健康的な理由からではなく、ロー・カロリーが美味しかったから、だそうだ。とにかく、どこからでも学べるセンスとチャレンジ精神が抜群なのだ。
日本食からもかなりインスパイアされている。和牛ビーフ・ロールやサーモンなどに付け合わせるワサビ・クラムスは粉っぽいワサビに滑らかさを付けるために開発した。ワサビにパセリの風味とクリームの滑らかさがでて味わい深い。また、シグネチャー・ディッシュのリゾットはバセマティ・ライスで作るけど、海苔を使っている。
素材の味を極限まで活かす努力をしている。付け合わせで使うカリフラワーはピューレにしてしまうとカリフラワー自体の味が失われてしまう。そのため極薄ぎりにし、生のままクリームと一緒に温めただけの料理法だ。なるほど、カリフラワーの味がしっかりクリームと合わさっている。

一度来店すると、レギュラーとしてまた来店してくれる客が多いというのもうなずける。全品食べてみたいリストに入ってしまう魅力のある店だ。

Tomislav

Level 2, 13 Kirketon Rd., Darlinghurst

☎(02)9356-4535

ランチ金12PM~3PM、ディナー火~土6PM~10PM

酒類ライセンスあり

Score 14.5/20 by SMHGFG2011


モダンもいける本格的でもある老舗タイ料理店、タイ・ネシア

1985年のオープン以来常連客が絶えず、オックスフォード・ストリートを代表する存在と言っても過言ではないタイ・レストラン。
店内は照明を落とした落ち着いた雰囲気、タイ独特のアートが豊富なインテリアが心地良くそっと主張してくる。
開店と同時にほぼ満席に埋まってしまう人気店だが、それもそのはず、料理のクォリティは最高レヴェルな上、イケメンぞろいのスタッフが優しく丁寧に真心を込めたサーヴィスを提供してくれる。
客層はカップルや少人数のグループ、家族など幅広いが、特にゲイに人気が高いらしく、取材当日も美しく鍛えた身体つきの男性団体客が2階ではパーティーを盛大に催していた。
料理は、全体的にモダンな盛りつけとマイルドな味わい、ほかではなかなか味わえない厳選された素材を使用、洗練された調味料とハーブの調合具合が特徴。スパイシーすぎず胃に優しい味わい。シーフードのメニューはとても豊富。特にホールフィッシュが各種各調理方法(スチーム、グリル、カレー、唐揚げ)で味わえるのが特徴。
デザートは一皿で3度美味しい。一皿に2種類のっているので、ひとつずつ食べて、さらに組み合わせて食べてみよう。

Freshly Shucked Oyster $3 each

Betel Leaf with Prawn $3.50 each

Choo Chee Prawns $20

BBQ Free Range Chicken $25

Sea Solt and Pepper Barramundi $30

Black Sticky Rice with Coconut Ice Cream $8

Thai Nesia
243 Oxford Street, Darlinghurst
☎ (02)9361-4817
ディナー 毎日 5:30-10:30pm
BYO only

*2010年2月10日の情報です。(Japaralia March 2010 オックスフォード・ストリート特集掲載記事)


陽気に語り合いながら極上のスパニッシュを、キャンティーナ・バー&グリル

パリっと焼かれたハモンがグリルしたフィグの上に載っていて、口へ入れるとフィグがとろりととろける。ロケットとパルメザン・チーズのスライスとバルサミコ・ドレッシングが最強のコンビネイション、グリルド・フィグ・サラダ($15)。奥は、バレンシア風はチョリソがはいってるのが特徴。それでいて決してしつこくなくサッパリとしている。ムール貝と海老の火の入り具合が絶妙のシグネチャー・デイッシュ、パエリア・バレンシアーナ($35)。

海老とほたてを赤ピーマンにつめて揚げたものをアイオリ・ソース、トマトみじん切り、バジル、レモンでいただくスカロップ&プロウン・タパス(1個$5)。カラっと揚がってるので胃にもたれない一品。

まるでデカンタにいれて空気を含ませたような軽い味わい、サングリア(1/2 curafe $15)

中がトロトロ、軽くてしっとりしてるんだけど、パリパリの上のカラメルも甘すぎずビターすぎない。陶然とさせる一押しデザート、クレマ・カタラーナ($9)

2006年2月にオープンして4年、満員御礼のスパニッシュ・レストラン。元フレンチのシェフがリサーチにリサーチを重ね、バレンシア地方の味を上品に表現した料理と豊富なバーのメニューが特徴の活気溢れるレストランだ。
「極上のスペイン料理をフレンドリーで楽しい雰囲気の中味わってほしい」というオーナーの意志がインテリアにも現れていて、赤をメインに暖色系の空間に楽しげな色合いがアクセントになっている店内。そして1階、2階とも、真ん中にバーがあるのが特徴。2階にはタバコを吸えるパティオもあり、喫煙者にとっては通りの出る必要がないのもありがたい。
料理はタパス・スタイル、みんなでシェアできるディッシュがズラリ。シーフードもさることながら、アンガス・ビーフ、和牛などのメニューもあり、幅が広い。経験豊富なチャレンジ精神旺盛なシェフが作る料理はすべて、火加減が絶妙なので、それを堪能しよう。そして特筆すべきが、ここのデザートのクレマ・カタラーナ(スペイン番のクレーム・ブリュレ)。どうしてこんなに舌触りがふわっと軟らかく焼けるんだろう、と質問をしたところ、極弱火でじっくりと1時間以上かけて焼き上げるから、という。調理のプロセスを大事にするからこその味わい、感動の一品。
とにかく週末は超満員で、テーブルは2回転以上。わりと若い層のグループが多いが、カップルや家族団らんの子供ずれも。

Cantina bar + grill
245 Oxford street, Darlinghurst
☎(02)9357 3033
ランチ(木〜金)12PM〜3PM
ディナー(無休)6PM〜11PM
酒類ライセンスあり

*2010年2月現在の情報


コンテンポラリーとトラデイショナルの融合、ラクエルズ・スパニッシュ・キッチン

グリルではなくフライパンで焼くので、ソースが海老によくしみ込んでいる、ガムバス・ラクエル($18.90)。ガーリックを使用してないのが嬉しい。ロング・ライスのピラフにもよく味がしみ込んでいる。

皮がぱりっとして、中はふわふわでトロトロ。甘酸っぱいソースはカラメライズしたタマネギから作られていて旨味がギュッと詰まった味。極上の美味しさを! ロースト・ポーク・ベリー($16.90)

オーダーをしてから10分かかるパエリラ・デ・ポリー・マリスコス($59.90)。焼き上がってからさらに、20分寝かせてから食べるのが通(味がよくしみ込む)。ポーク・リブが入っているので、コクがあり、ガーリックを使ってないので、胃に優しい味。通常2人前となっているが、アントレや他のメインも頼んで4-5名で楽しんでは?

1989年にオープンした老舗スペイン料理店。シティのリヴァプール・ストリート沿いのスペイン料理レストランのいくつかの経営がスペイン人以外に移り変わり、スペイン人のシェフがいなくなってきてる現状の中、ラクエルズはマドリッド出身のシェフ、マリアが「美味しいものを食べさせたい!」オーラで調理している。
店内はスペインのトラディショナルなアイアン・レールをふんだんに使用、奥には各地から取り寄せた皿が飾られていて、雰囲気がある。合わせて同店は毎日のようにスペイン語を話す人々で賑わう。地元のレギュラー客をはじめ、スペインはもちろん、南米出身の客も多い。
料理は何年かおきに地元マドリッドやスペインへ出向き、料理を研究しているマリアが、コンテンポラリーもトラディショナルも、素材を厳選して精魂込めて作り上げる。サフラン、パプリカ、オリーヴ・オイル、ライスはスペインからの直輸入を使用のこだわり具合だ。トラディショナルはしっかりとスペインの味をベイスにしていて、「スカロップ・ウィズ・ブルーチーズ」などのコンテンポラリーのメニューも豊富。スペイン料理というと、ガーリックをふんだんに使用しているとおもわれがちだが、マリアはガーリックなしの料理も作る。同店のパエリアにはガーリックが使われていないため、かなり胃に優しいし、ガーリックが口に残らないので食後感がさわやか。スペイン産ワインも充実しているのも嬉しい。

Raquels Spanish Kitchen
78 Oxford Street, Darlinghurst
☎(02)9331-6806
5PM〜深夜 無休
酒類ライセンスあり(ワインとシャンパンのみBYO可)

*2010年3月現在の情報


スタイリッシュで暖かい隠れ家、ランブータン

Thai steamed dumpling w chicken, prawn & sweet corn w plum sauce (4) $12

Miang (betel leaf) w smoked trout & grilled chilli eggplant relish (g) 各$ 4.5 (グルテンフリー)

Salt and pepper squid w Thai dipping sauce (g) $14 (グルテンフリー)

flaming ginger & lemon pina colada i scream $16

入り口から見えるおしゃれっぽいオープン・キッチンのタイ・レストランは外から見てもモダンでスタイリッシュな雰囲気。オープンして2年半の同店でまず驚かされるのが、スタッフの対応。なんとフレンドリーで真摯で温かいのだろう。階下のカクテル・バーはムッソーニの照明が華やかで、壁もムッソーニのフリンジで包まれムッソーニ特有の色使いがナチュラル感を出しているが、カウンターにある仏像などでエキゾチックかつアジアな雰囲気も醸し出されている。一歩階下に踏み入れると、ここがオックスフォード・ストリートということはすっかり忘れてしまいそう。
まずカクテルから。シグネチャー・カクテルである「アップル・マティーニ」は飲みやすい大人の味。そして驚くのがパフォーマンス性抜群の「ジンジャー・ピニャ・コラーダ」。ライムの上にジンジャーを乗せ、強いアルコールをふりかけ火をつけて、ピニャ・コラーダの中へ沈没される。わくわくと楽しめる演出もさることながら、味がフレッシュで美味しさに身が震える程。夏の暑い日には(取材当日は40度の日だった)、暑さも吹き飛ばしてくれるだろう。アルコールが飲めない方にはモクテルも豊富にそろっている。
料理は、NSW州で一番のタイレストランなだけあり、そして、オーストラリアでも5本指に入るだけある! オーナーが好きな日本人関係レストランは「Tetsuya’s」「吉井」なだけあり、そこら一流店と並んでも劣らない味わい。
ビートル・リーフのオントレは、ヴェジタリアンにもノン・ヴェジタリアンと同様に楽しんでもらえるようにメニューが作られている。ノン・ヴェジタリアンのティー・スモークド・トラウトとビートル・リーフの味わいは絶妙。
ほかも、オーナーが「料理にパッションを感じる人に食べに来ていただきたい」と言うのがうなづける質の高い料理ばかりで、トラディショナルなメニューにも裏切りがないどころか、新たな味わいの発見がある。例えば「ソルト&ペッパー・スクイッド」というメニューはどこの中華やヴェトナム、タイ料理店にもあるありきたりなメニューなのだが、同店の「ソルト&ペッパー・スクイッド」を一口食べてみれば違いが一目瞭然だ。タピオカの粉を衣にすることで、脂っこさを激減させ、驚くほど軟らかなイカがソフトな衣で包まれていて、そのままでも口に入れた瞬間驚きがあるが、レモンの効いたディッピング・ソースのフレッシュさが新たな驚きをくれるだろう。それはシュウマイ(dumpling)も同様。チキンと海老にスィート・コーンを混ぜるという斬新さが口の中で炸裂。ナッツ・アレルギーの人にも優しく、グルテン・フリーのメニューも用意されているところが、万人に楽しんでもらいたいというオーナーの心意気を感じさせる。
スタッフの温かさにもオーナーの意志が繁栄されていて、オーナーはスタッフを家族のように接する。すると、スタッフはお客様を家族のように温かく迎え、その心が必ず客にも伝わる、というオーナーの人間性が同店のサーヴィスの素晴らしさに繋がっている。
料理、雰囲気、サーヴィスともにオックスフォード・ストリートで一番のレストランを目指すだけある、絶対に一度は訪れたい店だ。そして一度訪れたら間違いなくリピーターになるだろう。この味わいでこの料金はラッキーとしかいいようがない! 8人以上だと1人$55というお得な10コースのバンケット・メニューがあるのも嬉しい。

rambutan 
96 oxford st, darlinghurst nsw 2010 
☎(02)9360-7772
ランチ、金曜のみ ディナー火~土 6時~11時(金曜日は午前1時まで)
カクテル~午前3時
酒類ライセンスあり

Score 13.5/20 by SMHGFG2011