オーストラリア(シドニーとちょっとメルボルン)のグルメ情報

10月, 2011 のアーカイブ

伝統と創作の完璧な融合、トシヤ

天ぷら寿司&スカロップ($15)

刺身タコス($13)

オレンジ・パンナコッタ($9)

シドニー北部クレモーン地区ミリタリー・ロード沿いに2010年7月オープンした日本食レストラン、トシヤ。オーナー・シェフの甲斐俊也さんが藍の屋、五右衛門寿司カフェを経て構えた店だ。店内は黒を基調に真っ赤な照明が目立ち、茶系の色違いの布を正方形にあしらった壁の飾りがモダンで、奥の壁一面の黒板にはズラリとスペシャル・メニューが書かれていた。日々変わるスペシャル・メニューで今抜群な人気なのが「サーモン・カルパッチョ・トリュフ・オイル」($15)。写真の「刺身タコス」も人気で、揚げた餃子の皮にピリ辛なサラダ・ドレッシングで和えた刺身がたっぷり挟まっている爽やかな一品だ。
寿司メニューはオーソドックスな寿司と創作寿司が半々で、ほかの店では味わえない創作寿司が売り。写真の「天ぷら寿司&ホタテ」は、なんとアヴォカド入りの巻き寿司を丸ごと天ぷらにし、ホカホカなままスライスして上に生のホタテを載せてサーヴされる新感覚の美味しさ! タマネギの風味の効いたタルタル・ソースとの相性も絶妙。そのほか、「炙り寿司」($15)、生・天ぷら・寿司の「3ウェイズ・サーモン」($14)が人気が高いそう。「本ワサビ」($2)や「ホームメイドのしょうゆ」($0.50)もオーダーできる本格的な店。俊也さんの奥さんでパティシエの加織さんが作るデザートがまた素晴らしい。写真以外にも「セサミ・ブラマンジュ」($9)が大人気だそうなのでお見逃しなく!

Toshiya
Shop 1, 283 Military Rd., Cremorne
☎(02)8969-6989
ランチ(金土)12PM~2:30PM
ディナー(火~日)6PM~10PM
酒類ライセンスあり(BYO可)

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銀座で食べるより美味しい寿司、東

寿司アラカルト(コハダ、サヨリ、穴子、ウニ、マグロ、炙りサーモン)(時価/盛り合わせの場合10貫$36)

ビーフ・カルパッチョ($39)

カレイの唐揚げ($33)

高級グルメ&ショッピング・コンプレックスのチフリー・プラザ内に店を構えて10年を迎える、ハット受賞常連の高級和食店。2011年10月頃にはすっかり改装され様変わりしてる予定だ。
高級店の貫禄の握り寿司は、小ぶりで上品なキリっとしまった一流品。「銀座で食べるよりも美味しい」と評判の寿司の特徴は、完璧な江戸前。もちろんネタは南半球ならではの近海で獲れる美味しい魚で、マグロは一本買いをし一番いい部位を提供するなど、魚の選定、管理、下ろし、そして酢飯と握り方まで徹底して東スタイルの寿司を提供している。炙りサーモンはハラミを使用しバーナーではなくアミの上で直火で炙る。ウニは甘くて美味しいタスマニア産のみを使用など、東でしか味わえない一流の味を楽しめる。寿司カウンターがまた、とても落ち着く雰囲気。「気軽に来店して予算や食べたいものを伝えてください、お客様のご注文に可能な限り応えられます」と寿司シェフ。現在、スペシャルでサバの押し寿司($21)もあり、見逃せない。
「ビーフ・カルパッチョ」はベイビー・ハーヴの下にマッシュド・ポテトが敷かれ、ビーフのスライスとの相性が抜群。通常のタタキのイメージからは想像がつかない、とろけるような軟らかさのビーフだ。「カレイの唐揚げ」は、東の初期のシグネチャー・ディッシュのあんかけカレイの唐揚げを思い出させてくれる。カレイの身が甘く骨までパリパリ楽しめる。

Azuma
Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square, Sydney
☎(02)9222-9960
ランチ(月~金)12PM~2:30PM
ディナー(月~土)6PM~10PM
酒類ライセンスあり


シドニー北部ウィロビーに手作りスイーツが美味しいカフェ発見、シーズ・カフェ

まるでデザートのような朝食、Original Breakfast Trifle ($5.80)

コーヒーはとても可愛いカップにてサーヴされる。Soy Cappcino ($3.90)

大きなテイブルがドーンと中央にある店内は、天井が高く心地よい。

C’s Cafe
132 Mowbray Road, Willoughby
☎(02) 9958 4555


シドニーから1時半のブルー・マウンテンのカトゥーンバの隠れ家、コモン・グラウンド・カフェ

日替わりのスープはスパイシーなスィート・ポテト。ガーリック・ブレッドか白パンが選べる。(マグ$6)

ナチョス(レギュラー$7)

チャイ($4)

コーヒー($3)

木の温もり、植物、暖炉などの温かな空間のカフェには、独特なメニューも多い。ミールは、サンドウィッチ(ロースト・ビーフ、シルヴァー・サイドなど$9.50)、バーガー(バラマンディ、BBQチキン$12、ヴェジ$9.50)、ミールズ(バラマンディまたはチキン$18.50)、メルト(チーズ$5、チーズ・トマト$6)、サラダ(ガーデン$8、シェフ$10、クランベリー・カシュウ$9)、ナチョス(レギュラー$7、ラージ$11)、スープ(マグ$6、ラージ$9)、朝食(トースト$4.50〜、パンケーキ$9)など。飲み物は、ジュース、スムージー、コーヒー、ティー、マテ茶、ルイボス、グリーン・ティーなど。デザートはケーキやクランブルなどすべてホーム・メイド。

Common Ground Cafè
Cnr Katoomba & Waratah St., Katoomba
☎(02) 4782-9744


ギルティ・フリーの美味しくて健康的なクレープ発見、マザーズクレープ

キャラメル・ストロベリー・ソフトクリーム($6.80)

ヴェジタリアン($6.80)

クリーミーなしっとり感が満足の味、チキン・マッシュルーム($6.80)

ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ($5.50)

1998年創業、日本に40店舗以上展開する「ヘルシー、おいしい」がキャッチ・コピーのクレープ専門店。シンガポール、韓国、カナダ、そして香港にも展開、ついにオーストラリアへも昨年11月に上陸、年月をかけて開発した同社独自のクレープ生地とホイップ・クリームを使ったあの味がシドニーでも楽しめるようになった。ワールド・スクエア店のほかパラマタのウエストフィールドにも出店。
食物繊維が豊富な小麦粉(ふすま小麦粉)を使用しているからシリアルの50%もの食物繊維を保有。カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルのバランスも抜群なクレープ・ミックスにフリー・レンジの卵を使い、オイルなど一切引かずに焼くヘルシーさ。ホイップ・クリームはなんと動物性ではなく植物性のファットを使用しているため、通常50%含有する脂肪分はマザーズクレープの場合たったの26%、しかもコレステロール値も低い。
と偉そうに書いているが、これだけの能書きを知ったのは実は味わった後。クレープはしっとりとしてモチモチ感があり、薄くてもしっかりしている。そしてクリームはふんわりとコクがある満足の美味しさ。食べた後にクリームで胸焼けしないのはこの秘密のレシピのおかげだと納得!
メニューは、チョコやストロベリー、シナモンなどから選べるホイップ・クリームの「スタンダード」6種、果物をプラスした「デラックス・クレープ」が7種、「プレミアム・クレープ」13種、「アイス・クリーム・クレープ」6種(抹茶白玉あずきクレープという和のメニューも発見)、ラップ・サンド感覚の「デリ・クレープ」もクリーミーなしっとり感がたまらない「チキン・マッシュルーム」($6.80)など、なんと24種もある。さらに暖かいスイート、ヌテラ・バナナなどの「ホット・クレープ」が6種も。そしてベルギー産のチョコレートを使用している「プレミウム・チョコ・クレープ」は「ストロベリー・カスタード&ビター・チョコ」($5.50)といった具合にビター9種、ミルク4種、ホワイト5種、ビター&ホワイト6種と盛りだくさん!

Mother’s Crepe
ワールド・スクエア店:Shop 9 K5B, World Square Shopping Centre, 680 George St., Sydney
日~水9AM~9PM、木~土9AM~10PM 無休
ウエストフィールド・パラマタ店:Shop 1167, Westfield Paramatta, 159-175 Church St., Paramatta
月~水・金7AM~6:30PM、木7AM~9PM、土日9AM~6:30PM 無休

*2011年8月の情報です。


日本人の口に合う台湾の家庭料理と麺の店、ヌードルス・ユア・ウエイ

スパイシー・ビーフのヌードル・スープ($9.80)

ポーク・リブ入りのヌードル・スープ($9.80)

煮込みビーフのヌードル・スープ($9.80)

ワールド・スクエアの地下1階、コールスやアジア・スーパーマーケットがある一角、ナンドス(ファスト・フード)の隣りにドアがない店がある。オーナーのアニーさんは昨年9月の同店オープンのことを知人にさえ知らせず、当然広告展開も一度もしないながら、ふらりと来た客が常連になったり友達や知り合いを連れて来たりでオープンから1年弱の今では大人気店へ。記者も一度でファンになってしまったのは、台湾の優しい味わいが日本人の郷愁に触れるからなのだろう。特に日本食と似ているわけではないのに、家庭料理が持つ万国共通の何かがそうさせるのだろうか。アニーさん曰く、「韓国の客もタイの客も”お母さんの味”と言うから不思議」
卵麺を使うスープ・ヌードル各種はあっさり鶏のスープや、辛いスパイシー・スープなどさまざま。載せる具も豚の角煮や豚挽肉、煮卵、豆腐煮など。さらに、新登場の麺が6種あり、台湾で人気の3カップ・スープの麺も3種登場だ。しょうゆ、砂糖、油をそれぞれ1カップずつ使用しているから”3カップ”と呼ばれているのだそう。人気メニュー「煮込み(braised)ビーフのヌードル・スープ」はクリアなスープであっさり味。「スパイシー・ビーフ・ヌードル・スープ」は汗が出るほどの辛さだが、味は決してクドくない。記者がファンになったポーク・リブ入りのヌードル・スープは唐揚げなのにこちらも全く油っこくないのだ。スープ・ヌードルの上に載っていてもカラっとしているから不思議。
スープ・ヌードル以外にも、ドライ・ヌードルやご飯ものも揃っているが、その他、2種または3種のおかずを選ぶライス付きのディッシュが人気だ。日替わりの10種類程のおかずから選べる。前述の通り家庭料理をベイスにしていて野菜も豊富だから毎日食べても飽きず、中には1日2回も来る客もいるそう。レストラン・クォリティの料理がフードコート価格なのは本当に良心的だ。

Noodles Your Way
Shop 18, Ground Level, World Square shopping centre
☎(02) 9383-8688
11AM~10PM(無休)


ママのマケドニア料理とこだわりのコーヒー、ミレコ・エスプレッソ・バー

ミレコ・コフタ・バーガー($14.50)。牛挽き肉とハーブとスパイスを混ぜ合わせたホーム・メイドのコフタ・パテ(香料を効かせたミートボール)、スパニッシュ・オニオンのソテーと新鮮野菜が弾力のあるバンズに挟まれ、ともすればソースなどいらない美味しさ。

ブレク、バターミルク&ショプスカ・サラダ添え($13.50)。パイに似た、ホウレンソウとリコッタを詰めたペストリー。それをバターミルク(発酵乳)にくぐらせるか、ブレクを食べた後にバターミルクを飲むかは自由。バターミルクは甘くない飲むヨーグルトに似て、ブレクの後味をサッパリさせてくれる。付け合わせのショプスカ(shopska)・サラダはサイの目のトマト、赤ピーマン、きゅうりなどがパセリとともに和えられ、スパニッシュ・オニオンの辛さが引き立ったナチュラルで新鮮な一品。

カプチーノ($3.30)、ソイ・カプチーノ($3.80)

ラジオ局2デイFMとトリプルMがワールド・スクエアのゴルバーン・ストリート沿いにある。その地上階部分にあるのは姉妹店ミレコ2で、ビルの入り口の階段を登るか、ワールド・スクエアの中庭側からの入り口を入るとロビー部分にあるカフェがミレコ。客席の奥にはラジオがオンエアされるスタジオが見れる。もう一方の客席部分の後ろの壁には有名人のサインがひっきりなしにある。ミレコというのはマケドニア語でミルクという意味だそう。
一般的なカフェ・メニューと、オーナーのナーダさんが作るマセドニア料理を基盤としたメニューの数々が毎日新鮮な素材を使って用意されているのが魅力。「ミレコ・コフタ(kjofte)・バーガー」は、牛挽き肉とハーブとスパイスを混ぜ合わせたホーム・メイドのコフタ・パテ(香料を効かせたミートボール)、スパニッシュ・オニオンのソテーと新鮮野菜が弾力のあるバンズに挟まれ、ともすればソースなどいらない美味しさなのだ。
「ブレク(Burek)」はパイに似た、ホウレンソウとリコッタを詰めたペストリー。それをバターミルク(発酵乳)にくぐらせるか、ブレクを食べた後にバターミルクを飲むかは自由。バターミルクは甘くない飲むヨーグルトに似て、ブレクの後味をサッパリさせてくれる。付け合わせのショプスカ(shopska)・サラダはサイの目のトマト、赤ピーマン、きゅうりなどがパセリとともに和えられ、スパニッシュ・オニオンの辛さが引き立ったナチュラルで新鮮な一品。ほかにも1日中オーダーできる朝食メニュー、サラダ、サンドウィッチ、それにスイーツや手作りマフィンも見逃せない。
もうひとりのオーナー、ディヴィッドさんの煎れるコーヒーは深みのあるクリーミーな味わいで、マイカップ持参の常連が多いのもうなずける。今回の特集取材にあたって記者が毎回通った居心地の良い隠れ家的なカフェでもある。

mLeko Espresso Bar
Shop 10.53A, 50 Goulburn St., Sydney
☎(02)9267-3636
月~金6:30AM~4:30PM

*2011年8月の情報です。